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zoom RSS 「ミーム」その1

<<   作成日時 : 2006/10/11 17:11   >>

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凡そ半月前に、サークルメンバーの「六十路独り言」さんから「ミーム」という言葉を教えて頂きましたが、その時はインターネットで検索して三十年前にイギリスで出来た造語という事で済ませました。

偶々、先週本を図書館に借りに行った所、見て下さいと言わんばかりのリチャード・ブロディ箸「ミーム」の背表紙が目に入りましたよ。これがご縁というものでしょうね。

著者のリチャード・ブロディは1981年にハーバード大学を中退してマイクロソフト社の三番目の社員として入社し、「ワード」の最初のバージョンを作ったとされる。ソフトウェア設計主任になる等出世頭とて有名でもある。
しかし、1986年無常観を抱き、マイクロソフト社を辞め、人生の意味の探求を始めたようです。

世紀が変わる前に辿り着いた一つの結論がこのミームという事でしょう。プログラマー出身らしく、専門用語がふんだんに使われているので、知識の無い人には読み難いかもしれません。しかし、ミームだけの為にプログラマーがA5判に400ページに亘って書かれただけに、分り易いのも事実です。
プログラミングという作業は、機械に認識させる作業な為に只の一文字として、曖昧な表現が許されません。故に、他の心理学者や哲学者が書くよりも分りやすく感じます。

先ず、大脳をハードウェア、ミームをソフトウェアという位置付けにしてある所に目が行きます。中々こう分り易く説明できない者です。その上、最近誰でも知っている言葉のウィルスもミームの大きな構成要素として出てくるのも目を引きます。
ソフトウェアを齧っている者なら知っている「レプリケーター」という環境にしがみついて自己複製するのが得意なものをミームの入る器として紹介しています。

著者の言わんとするのは、ミームはプログラムであって、顕在意識のみでなくて、潜在意識までも支配すると言います。他者から受取るミームをマインド・ウィルスと呼んでいます。悪質なマインドウィルスの典型は「オレオレ詐欺」さえ生じしめます。
ナチスのヒットラーはこの「マインド・ウィルス」をフル活用している。彼は理屈は要らない。単純な言葉の反復のみが力を与えると自叙伝「我が闘争」の中で言っているのが何よりの証左です。

彼はプログラマーらしく、ミームを識別・戦略・関連付けの三つに分類しています。又、ミームの付け入り易い状況として同等意識と真理を挙げています。

次に、ウィルスが生態・コンピュータ・ミームに関与するものとして位置付け、ミームの中に棲むウィルスについて再定義しています。

その定義された三種のミームがウィルスとしての性質を持ち乍、人の進化・性の問題・恐怖というこれ迄確実に通ってきたと思われる事象から生まれたミームを明らかにし、我々にどう影響を与えているかに言及し、文化や宗教に潜むウィルスの正体について明かしています。

そして、カルト(オレオレ詐欺や新興宗教及び詐欺商法)についても言及します。

最後に、我々がミームとどう付き合っていくかという疑問を投げかけて筆を置いています。

ざっと、これが概略です。次に、突っ込んでミームをどう受止めるかを話そうと思います。このセクションは「何を教えるか」の番外で、「雑感」と見て頂けたらと思います。

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