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zoom RSS 第二章 ラポールの秘訣

<<   作成日時 : 2007/09/17 10:31   >>

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ラポールとは、円滑にコミュニケーションができる土台となる健全な人間関係のこと。
具体的には好意がある・信用している・誠意がある・敬意をもっている・素直に話できるという動作となって現れる。
二人の人間が親密な信頼関係、つまりラポールにある時に見られる生理的要素の相互作用のパターンは「共感対数」によって数式に単純化できる事が実験で証明されている。
ラポールの歓び
ラポールは、人と人の間にしか生まれない。
ラポールによって結ばれた人々は、より大きな創造性を発揮でき、より効率的な意思決定ができる。
彼らは心が通じ合った満足感を持ち、相手のやさしさ、理解、誠実さを受けより親密さを持つ。
又、互いの好意的な感情によって、ほんの些細な共同作業でも絆を強める。
この特別な結びつきには、お互いに対する心の傾注、肯定的な感情の共有、そして非言語的動作の共有の三つの要素を伴う。
二人の人間が互いに相手の言動にきちんと向ける時、そこには互いに対する関心が生まれ、二人の集中力がひとつになって知覚が結び付、感情を共有しやすくなる。
もし、上の立場のものが下のものを声と表情で温かい感情を示し乍叱責するなら、下の者はその叱責を肯定的に受止める。詰り、肯定的な感情の共有には言葉よりも声と表情で温かい感情を示すというような非言語メッセージが力を発揮する。
非言語的動作とは会話のペースやタイミング或いは身体の動きであり、それらを共有すると同調性が生まれ、ラポールに繋がる。ラポールの確立している2人の会話は生き生きとして、自分の感情を存分に表現する。その息の合った様子はタンゴを踊っているようだ。
同調する能力
片方が話している間、もう一方は相手を補うような息遣いになる。
同調した会話では、片方が息を吸うともう一方が息を吐く、或いは片方が息を吸う時にもう一方も息を吸うという具合に聞き手が話し手の息使いを反映する。
呼吸の同調傾向は、聞き手と話し手の交代が近づくに連れ強くなり、親しい者同士では話しながらよく笑うが、その時に同調は強まり、同時に笑い始め、笑っている時の呼吸のリズムはぴったり揃う。
同調は理屈なしに喜びを感じさせ、集団が大きければ大きいほど喜びも大きい。
この同調は、人間の神経径に生まれつき備わっている。
子宮の中に居る胎児は、他の音には無反応だが人間の話すリズムには同調している。
1才児の幼児言葉もそのタイミングや長さは母親の喋るリズムに同調している。
赤ちゃんと母親に限らず、初対面同士でも生まれ持った同調は「聞いてますよ、どうぞ続けて下さい」というメッセージに他ならない。
従って、話を遮る人は生まれつきの同調能力に乏しいと推測される。
相手との一体感は、話される言葉そのものよりも、もっと直接的で以心伝心で象られる。
無意識のタイミング
自分の脳内におけるニューロンの信号発射リズムを外から入ってくる信号の周期に同調させるようリセットを繰返す神経の働きをオシレーターという。
この働きが会話に止まらず、漫才のコンビやオーケストラの合奏、果ては野球やサッカー等のチームプレーを可能にする同調を生んでいる。
そうした身体と言葉の同調は数分の一秒単位で起きる。
本人の意識の外で身体は相手の微妙なパターンに同調して動く。
無意識のタイミングを計っている訳だ。
恋人同士が自然に近づいて抱き合う時、或いは道を歩き出してどちらからともなく自然に手を繋ぎ合う時、オシレーターが働いて無意識に動作を同調させている。
原初的会話
オシレーターの同調作用が見事に顕れているのが原初的会話であろう。
母親が上下の唇を軽く合せ愛情溢れるキスの仕種に、真面目な表情で唇をすぼめる赤ちゃん。
母親の唇が左右に広がって微かな笑みに応えて、赤ちゃんはすぼめていた口元を緩め今にも笑いそうになり、母親と共に笑顔になっていく。
赤ちゃんは満面の笑みを浮かべ、頭を横へ上へ嬉しそうに動かす。
この三秒足らずの原初的会話は偏桃体を主役とする裏の道の働きである事は論を待たない。

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