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zoom RSS 第7章 「汝」と「それ」

<<   作成日時 : 2007/10/09 09:55   >>

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「我−それ」という関係は達成動機的に構築され、親和動機的繋がりと異なり心は繋がらない。
複数の用件を掛持ちするのが当り前の現代社会において、様々な用件に気を取られて、本来親和動機であるはずの会話が「我−それ」モードになってしまい勝ちになる。
怖いね。
やはり二兎追うものはを再認識しなければ。
「我−汝」の関係
「我−汝」の関係は夫婦・家族・親友等にしばしば見られるような互いに波長の合った親密な関係であって、単に尊敬し合い礼儀を尽し合う関係から、愛情と賞賛を捧げあう関係に至る迄、人間が情動チューニングを含む愛情を示す無数の形を含む概念だ。
「我−それ」の関係において相手は別の目的を達成する為の手段として扱われ、「我−汝」では人間関係そのものが目的であって、その扉を開くのは感じて貰えたと感じ、相手が自分の気持を分っていてくれる感じ、自分が理解されたと実感できる共感に他ならない。
甘えの構造
情動チューニングに基いて赤ちゃんのニーズを母親が感じ取るように、相手のニーズや気持を察して何も言われなくても行動する習慣は「我−汝」の対応に高い価値を置き、さりげなく相手に気遣った行動を当然と受止める甘えの構造を象る。
「我−それ」は最も皮相的な人間関係であり相手を考えるだけだが、「我−汝」は2人を一体化させ、相手は全ての人間と異なり、その深い心の結び付は特別に記憶に残るものとなる。
人間の中には「我−それ」と「我−汝」が共存しており、通常の生活では他者と心を結び合う場面では「我−汝」の関係、日々の些事を能率良く処理すべき時には「我−それ」の対応というように我々は使分けて生活している。
「我−それ」の有用性
ジャーナリストや医師及び警官等、多くの職種では職務上の距離を保ち、対象者を「我−それ」関係より近付かずに職務を遂行する。
職務上「我−それ」の関係を保つ事で、お互いが役割の枠内に止まり、効率良く職務を遂行しながら自身の内面を保ち、他者もプライベート空間で職務を受給できる。
職業的な役割に従って動いている相手に対しては、ニーズや要望に焦点が向き、ラポールの基本的要素が弱い傾向にあるが、医師・看護士・カウンセラー・心理療法士等の職業では信頼関係の構築が成果の是非に掛るので、ラポールの要素も活かせるよう努力すべきだ。
拒絶される痛み
脳は原始的脅威を敏感に察知する。
同種からの望んだ事に対する拒絶も原始的脅威の1つだ。
太古から人間の生存用件の最も大きなものの1つに集団の1員である事が挙げられる。
親密な関係への欲求が否定されると、情動面に不調をきたし、欝状態に陥るようだ。
そこにこそ社会脳の役割があろうかというものだ。
共感?投影?
共感の基となる情動チューニングは、自身の記憶の中からパターン化されたものを引張りだして他者に投影して実現しているようだ。
前に他者が感じているのと同様に脳が働くと述べた。
それは全く同じというのではなく、自身の中に似た脳の働きを探してきて、自身から探し出し投影させている。
他者から「それ」扱いを受ける時、拒絶を肉体の痛み同様に感じる。

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