よく考えよう

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help リーダーに追加 RSS 臨終

<<   作成日時 : 2008/02/26 22:01   >>

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医師からの病状説明は絶望的なものだった。
身体の至る所で壊死となって、その1つが腸管が破れたと言う事だ。
結果として、手術が出来ない体力しか残っていないし、手術しなければ根治しないのだ。

暗澹たる想いで、その夜は叔父の家に行き寝た。
翌朝、朝食もそこそこに病院へ行く。
叔父の呼吸は心なしか息苦しそうだ。
一生懸命に叔父を見守るのだが、睡魔に襲われウトウトしてしまう。


肩を揺すぶられて母の「起きなさい」の声で目が覚める。
息が止まっているでは無いか。
目を疑ったが息が止まっている。
ドクターが呼ばれて瞳孔を見て、黙って頭を下げる。


心肺が停止したのだ。
こんなに静かな心肺停止があって良いものか。


部屋から出るように促される。
身体を清めて、退院準備をするという。
あの1日前の勇気を貰えたあの規則正しい呼吸はなんだったんだろう。
私を勇気付ける為だけの為だったんだろうか。
それは余りに自分勝手すぎる解釈だ。


白い霊柩車で自宅に帰る。
帰ってみると叔父の1番下の弟の嫁さんが布団を敷いて待っていた。
初対面である。
叔父の妹も来ていた。
初対面と思っていたのだが、「よく遊んだよ」という声に驚いた。

よく考えると4才の時に1年この地で過していたのだ。
忘れていても縁というものは不可思議なものだ。
世の中は縁次第。
縁は選べない。


叔父の臨終と立会えたお陰の縁というものもある。
人生は不可思議なものだ。

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2008/10/07 11:56

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
ご臨終のご様子、息をのんで拝見しました。
ご縁、血縁、人生の深さ。
改めて考えさせられます。
いつもばらいろ
2008/02/27 09:06

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