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zoom RSS 対人相互作用における質的な問題(歪み)

<<   作成日時 : 2008/03/27 11:06   >>

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ここから広汎性発達障害における自閉症状の「三つ組み」に入っていく。

講演で障害者が「視線を合せようとすると脳が外の世界から閉じてしまう」と証言の紹介があった。

演者は「自閉症の人が感情を持っていないと考えるのは間違っている。他の人達と感情的な触合いを求めているが、社会的やり取りが複雑な為に手の打ちようが無い状態なのだ。社会的なやり取りは、注意の切替が出来ずこんがらがってくる。聴覚刺激と視覚刺激との間で注意を切替えるのに多くの時間が必要である。人との関りが多いと緊張して平静でいられなくなる。共感は自閉症の人が理解する事も表現する事も出来ない感情である。これは、感情に敏感で未成熟な神経系に原因がある。」とその証言に対して論じた。

ここで、演者の言から自閉症の持つ問題点を列挙する。
一、社会的やりとりの複雑さに対応できない。
二、注意の切替えが出来ない。
三、人に対して緊張して、平静で居られない。
四、共感が出来ない。
この4つの性質で対人相互作用に問題が生じると論じている。

上の3項目は小脳のコピー機能不全が原因と思われる。
感覚器官から情報の入力があっても、前頭前野はその入力に対して小脳からコピーを受取れない為、大脳の全領域に対して情報収集を図ろうとするが巧くいかず、途方にくれる。

只、自閉症者は年齢が上がるに連れて、私も同様なのだが問題が軽減される事例が多い。
これはどういう事かと言えば、途方にくれる度に大脳に長期増幅による回路造成が為される為と考える。

私の場合、これを書いた時は未だ自身が高機能自閉症と知らなかったのだが生きる為に「何を教えるか」を書く程の努力を要した。
お陰で自営業をやっている間、誰からも自閉症とは疑われなかったし、現在初対面の精神科医などは私がラポールを築けると言い張る始末だ。
5万字以上に及ぶ堅い書き物だが、今では自閉症だからこういう書き方になったと信じる。
是非、この対人相互作用問題に応用して、早い段階で乗越える事を願う。

共感だけは自閉症であれば隙間風として残る事はしようが無い。
しかし、学べば人が共感する状態が如何なるものかは理解できる。
その理解を元に行動すれば、相手の人は貴方の事を分ってくれる人として迎え入れる。

20年に亘って流通業に携われたのは学び続けたお陰と信じている。
隙間風は何時も私を苛んでいるのは仕方が無い。
この1文1つとってみても、ネットの向うに居る貴方に共感を発信している事は分るだろう。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
とても興味深い記事です。
「Drミカのメモ張:脳・栄養・心」に、
トラックバックを貼っていただき、うれしいです。多くの方が読まれる事を期待しております。
ミカ
2008/03/27 21:44
興味深く感じて頂いて光栄です。私は自身を検体として脳科学の成果を踏まえて書いております。この講演を基にした記事は私にとって発達障害全般を始めて攫うものです。色々とサジェスチョンして頂ければ有難く思います。
hbar
2008/03/27 22:11

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