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講演では子供が感情システムを構築するに当って考慮すべき6項目の紹介があった。 ○子供(人)は不確実性の中に生きている ○子供は周囲(主に養育者)によって、状況から保護される(本来子供は危機的状況をサバイバルしている) ○不確実性の状況を「楽しめる」こと ○不確実性の状況でも「大丈夫」という安心を持っている事(痛いの痛いの飛んでいけ) ○安心は、早期の愛着と基本的信頼感が醸し出す「安全性」により構築される ○錯覚(隣接現実に留まる)と脱錯覚(主現実に乗越える)を繰返すことで、真の自立を構築する ここから読取れる事は養育者の心得として子供に「不確実性が当り前」と教え、安全基地としてのリレーションシップの確立とそれに基いた安全な港の提供の3点だ。 我々の棲む世界は、不確実性に富んでいる。 その証拠に数日前に起きた四川省巨大地震、ミャンマーにおけるサイクロン死者10万人に留まらず、我々の周辺には物価上昇の嵐が吹き荒れている。 そういう危機に満ちた世界で我々は安心して尚且つ楽しんで生活をしている。 子供達を教え導く目標はここにある。 テストで良い点を取る為で無い事を確認しておこう。 それを教える為には安全な港が必要だ。 安全な港と言うのは、冒険に行って何時でも帰ってこれる場所と言う意味だ。 それに不可欠なのが母子の愛着育成に他ならない。 自閉症児にとってこの難関は狭い。 健常児であれば、胎盤から培っていた記憶の働きで目の前の母親に対してベビースマイルが出る。 これは母親の乳房と声によって前頭前野が胎盤期に蓄えられた快情報を引出し、偏桃体を興奮させてドーパミンが脳内に広がる事によってベビースマイルにつながります。 自閉症児の悲劇はこの脳のリムーバブル領域が満杯になっていて使えない状態が引起す事にあります。 ベビースマイルの無い自閉症ベビーは母子の絆が築き辛いと言わざるを得ない。 これを承知して安全地帯を築き、それを基礎に安全な港を構築する事が保護者に求められる。 保護者にとっても大変な絶壁だが、自閉症児はもっと厳しい絶壁をよじ登っていると知ろう。 困難な絶壁を克服して、安全な港の構築が済めば育児の過半は終わった事になる訳だ。 自閉症児の未来は明るいと信じて絶壁を登りつめようではないか。 |
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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広汎性発達障害(自閉症・アスペルガー症候群)
日曜日にこれに対する理解と支援という講演会が誘ってくれる人が居たので行った。 ...続きを見る |
よく考えよう 2008/05/17 10:50 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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いつも、コメント、TB、ありがとうございます。 |
姫先生 2008/05/18 10:06 |
姫先生お久しぶりです。 |
hbar 2008/05/18 11:37 |
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