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zoom RSS 中国に対しての向合い方

<<   作成日時 : 2008/05/29 10:11   >>

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長い歴史の中で、中国が現在の中国という国家を創り得たのは秦においてであった。
中国5千年、否我国の弥生人であったろう倭から言えば1万年の歴史において、それまでできた王朝は様々な少数民族が数多くの国家群を作り、侵略と革命を続け、その結果として2〜3千年前に諸子百家が成立した。
そうして、統一王朝の秦が出来てから現在に至る迄、百年に満たない統一王朝は秦と元のみであった。
現時点で問題となっているのは共産党政権が滅ぶか否かという議論に相違ない。
百年経たずして滅んだ国家はそれまで考えられなかった膨張政策を執った結果に他ならない。
吉兆の創業者湯木貞一は「料理屋は大きくしてはならない」と言い残している。
膨張すれば、それに対する管理制度が整わないという事であろうか。
そういう意味で秦と元は滅んだと言えよう。
しかし、中国を考える時に秦を抜きには考えられず、世界史のグローバル化を考える時元を外しては考えられない。
詰り、東アジアの中国という礎を築いたのは他ならぬ秦であり、現在のグローバル化の礎を築いたのが元だ。
それまでの中国は春秋戦国時代といって、百家争鳴と言った様相を呈していたが、四川大地震の震源地あたりを本拠としていた秦が始皇帝の代に統一王朝を築いた。
始皇帝の偉業は万里の長城に留まらず、科挙の制度を整備する等その後の中国王朝の基礎を築いたと言える。
一方、元が攻めてくるまでサラセン帝国等の対抗勢力はあったもののローマ帝国の範疇からはみ出るものでは無かった。
東方にシルクロードを隔てて唐という国家のある事は知っていたが全くの別世界であった。
別世界から攻め入られて、それまで教会が押さえ込んでいた科学が力を持ったと言える。
万有引力の法則の発見、グーテンベルクの印刷技術、大航海時代の幕開けは、ここから始まったと言える。
詰り、現在のマネーのグローバル化も蒙古の膨張無くして語れない。
現在の中国は清朝の領土をそのまま共産主義に切替えたのみだ。
王朝の交代も軍閥が寄り集まって成し遂げたのもこれまでの秦や元以外となんら異なる事は無い。
そして、色々とニュースを聞いていると、中国共産党は毛沢東の時代から比べると随分現実路線を歩んでいるようだ。
官僚の汚職・腐敗は中国王朝の専売特許と言ってよい。
それさえも、一人あたりのGDPが増えるに従って続々と露見している。
又、日本の戦前における日本帝国主義を叩いて民族意識を煽れば政権維持ができていたのが、中国冷凍餃子事件を皮切りに、真に日本国民と手を携える事が国益と認識を改めつつあるようだ。
勿論北京オリンピック・四川省大地震も無関係とは言えないが、真の政権維持に何が大切かに気付いたのだろう。
これ迄の歴史を振返れば、様々な制度改革を経て、中国現政権はまだまだ続くと考えられる。
只、怖いのはバブル崩壊だ。
先日、上海株式相場が半値に下落した。
あれで執り合えず都市部バブルが沈静化してくれればと願う。
日本のバブル崩壊では東京市場は四分の一になってしまったのだから。
中国が真に日本と手を結び、東アジア経済圏をインド・東南アジアを巻込めば、少々のリセッションは怖くない。
ユーロ圏がそうであったように貧富の差はあれ世界の半分の消費者に向けての価値創造へと繋げて欲しい。
日本はそこで主体的役割を果したいものだ。

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