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zoom RSS 自閉症者に対するコミック会話、ソーシャルストーリーを考える

<<   作成日時 : 2008/05/05 05:19   >>

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講演ではこの2つは最近とみに注目されているが、使用には制限があり、一般的に広まるまでには時間が掛りそうであるとしてやや否定的な紹介だった。

コミック会話は事後の説明に、ソーシャルストーリーは事前の説明に向いているようだ。

社会性の発達に問題がある発達障害者に相手の気持を解らせる手法としてコミック会話を用いると良いようだ。この場合、本人の感じた事を先ず肯定する事が大切で、本人が「ああ、わかってくれたんだ。」と言う気持を持たせる事が大切で、本人と相手の立場をコミック会話(子どもたちは視覚的な情報処理には強いが、人の気持ちは目に見えないから、わからない。この目に見えないものを視覚化してあげることによって、理解させていくという方法。)という形にして説明すると解る場合が多くなる。

一方ソーシャルストーリーは、1991年に発案された、場面の認識がうまくできない、どのように行動して良いか分からない子どもに、正しいやり方を絵や文章を用いてシナリオとして教える方法です。友達と遊ぶ前や旅行、出かける前に行っておくと、どういう行動に出るか心配といった、当てのない不安が軽減される。
このソーシャルストーリーのポイントは、大まかなストーリーだけにする。あまり細かく作っておくと、少しでも変更された時に全てのストーリーが崩れてしまうので、失敗して欲しくない部分を伝えるだけにしておくことがポイントになる。
これらは発達障害児に様々な出来事の前後に理解を深めるのに有効な手段だが、社会性を身に付けるのにそんなに焦る必要は無いように思う。

言語療法の項目でも触れたが、年齢相応の世界観の醸成が先決であろう。
健常者の大人にしても、その持つ世界観は完璧ではなく本人の身勝手極まりないのだから完璧を目指す必要はない。

童謡や童話を繰返し聞かせ・歌わせて覚えさせたものに簡単なソーシャルストーリーにして理解を深める作業を幾つかやると良いのではないか。この作業を繰返せば、その中に出てくる言語イメージが深まりそれなりの世界観が備わると考える。

要は童謡・童話を大人がどう選択して上げるか、そしてそれを理解させる為にコミック会話やソーシャルストーリーの技法を上手に取入れるかに掛ってくる。

保護者が他人との関りが少し遅れることを気にしない事が重要と考える。

発達障害児は遅れる事がその特徴であるから、その特性に合せて世界観を作って上げる事だ。

コミック会話やソーシャルストーリーの技法は発達障害児に有効な視覚化を含んでいる。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちは。
最近、Hbarさんとやり取りしつつ、色々考えました。
そして、気付いたのは私の葛藤の原因は教育環境にあるということです。

本当は、わかっているんです。
息子には集団生活が早いということが。
社会性の部分が遅く、おそらくまだ1歳くらいではないかと思っています。
1歳の子に母子分離をさせることがまず早いし、集団行動を教えることも早いです。

私は1年前も息子を集団に入れるかどうか悩み、早いと判断しました。
1年経った今年、社会性は数カ月分しか伸びず、昨年と大差ないです。
だから、ずいぶん悩みました。
でも、また母親と2人きりの生活をさせて、1年後に伸びている確証もなく、それならば早くから入れて、周囲の人に息子の存在を知ってもらおうと考えました。
本当は母子通園から始めたかったのですが、知的障碍に当たらないため施設利用の対象外になってしまいました。
(私の地域では、高機能児の施設利用は2歳までです)

子供の成長を待ちたい気持ちはいつもあるのですが、周囲が待ってくれないことが親をあせらせます。
卵畑
2008/05/05 09:59
いつでも子供側の準備が整ったときに、母子通園のような融通のきく環境から始められ、社会で支障がないほどの社会性を身につけた後に社会人生活を送らせてやれるなら・・・それに越したことはないでしょう。
自閉症児には社会人への準備期間が長く必要だと考えます。
でも、1年遅れれば1年短くなり、2年遅れれば2年短くなり・・・が現実です。
また、日本では教育を受けさせる義務があります。
園は義務ではありませんが、暗黙で義務のようなものです。
行かせなければ、方々から怠慢と責められます。
実際の子供の状態と、義務との間で板挟みになるのが一番大きな問題なのではないかと感じました。

幼稚園に入れる前、ソーシャルストーリーと似たところで、学園アニメをいくつか見せました。
恐怖感を軽減さるため、空気だけでも前体験させておこうと思ったのです。
これが息子に対する押し付けだということも、他の成長を阻害するだろうこともわかっていました。

現在の日本の教育システムが、自閉症児に合っていないのだと思います。
それが早い段階からの社会的スキルの押し付けにつながっているのではないでしょうか?
卵畑
2008/05/05 10:00
卵畑さんおはよう御座います。
何もかにもと欲張り過ぎです。一方立てれば一方立たずですので、まず充分に母子の絆を結ばれたら如何ですか。不動の絆を構築した時、その延長線上に必ず社会性が付いて来ると考えます。人間の頭脳は基礎があってそれが膨らむように出来ています。お母さんと一緒なら何でもチャレンジしますよ。読み聞かせのみならず、13路盤で囲碁にもチャレンジされたら如何ですか。どんな遊びよりも面白いし将来の役にも立ちますよ。もっと自分を信用されたらと考えます。
hbar
2008/05/05 10:14
こんにちは。私もつい焦ってしまう親です。発達障害が単に発達の遅れで、その能力がいつか自然に身につくのであればいいのですが、好運に恵まれなければ(それこそ上手く大脳に回路をつくれないと)そのまま抜け落ちてしまうのですよね。それが心配なんです。
また、私の息子はもう中学生ですが、卵畑さんのようにいろいろ心配し、乳幼小といろんな事に取り組んできましたが、今以前には信じられない程息子が成長した事は確かで、周りとの差も目立たなくなってきました。それが時間の経過のおかげか、何かが上手く働いたのか、わかりません。ただ、継続的に脳への何らかの働きかけ(刺激)は必要だと思うので、それを求めてまた焦ってしまうのです。
ちえこ
2008/05/05 13:03
ちえこさんようこそ。
親が心配する事が1番悪い事なんですよ。発達障害児は健常児と大脳の使い方が異なるだけで、違った経路を使って発達します。良い環境を整えればそれなりに発育するものです。良いものを与えなければなりませんが、何が良いものか判断する事は人間では不可能なのです。本人は見えない糸に導かれて発達するのですよ。要らぬ心配をしないで坊ちゃんを解放されるようお勧めします。
hbar
2008/05/05 14:42

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