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自閉症者は俺ルールを必ず作る。 それは自身の脳の防衛本能に他ならず、健常人の如く柔軟な対応をする為の行動モデルに対応する動作回路を記憶できないからだ。 健常人はミラーニューロンの働きで眼窩前頭皮質が受取った人の行動を真似し、それに対応する動作回路のコピーが小脳に格納され、それは前頭前野の司令塔から呼出しで何時でも働く。 自閉症者は呼出すべきコピーが存在しない為に柔軟な動作が担保されず、少ない脳領域使用で済ます為に俺ルールを作らざるを得ない。 この俺ルール自体も健常者であれば小脳の動作コピーを呼出して簡単なのだが、大脳に動作回路を長期増幅による記憶を作って作られる。 他人から見て俺ルールと感じるものもあるが、例えば人の顔を認識する動作回路等生活に必要不可欠な回路も数多く作られる。 作られた動作回路は必要に応じて増殖される。 この大脳における動作回路の記憶は自閉症者だけのものではない。 歌舞伎や能の世界では小さい子供の時代から稽古に稽古を重ねて大脳に動作回路が作られる。そうして、それらの動作回路は関連ある様々な動作回路の増殖を受けて巨大なものとなり、それを使って名人と呼ばれる芸が継承される訳だ。 全ての名人と言われる人々は繰返して稽古をしてこの動作回路を大脳に格納して、その動作回路が稽古の繰り返しで増殖されて実現する。 その増殖は頭頂葉の瞬間認識力へと発展して名人を実現するようだ。 自閉症者は生活上の必要性からこれらの動作回路を大脳に持つ。 現在の自閉症療育の現状を見ると、大人の都合で無秩序に動作回路を埋め込んでいるように見えるのは頂けない。 大人の考える都合で絵カードや様々な手法を使って覚えさせているあり方は、自閉症者がゆっくりとした俺ルールを育みながらの成長に影響を与えているのでは無いかと考える。 支援者や保護者はこの俺ルールをこそ見極めて、それが増殖していくように考えていくべきではないかと思う。 それこそがゆくゆくのアインシュタインやビルゲイツに繋がるのではなかろうか。 |
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自閉症とは何か
自閉症という言葉は一般の者には馴染が薄いのみでなく、薄気味悪い印象すらある。 先ず、自閉症診断の時に見分けに用いるローナ・ウィングが提唱した3つ組から紹介するのが分り易いと考えるのでそこから始めよう。自閉症の3つ組は社会性・コミュニケーション・イマジネーションの障害の事を言い、その現れる症状は人夫々である。 人夫々に異なる症状を説明する為にローナ・ウィングは自閉症スペクトラムという考え方を導入した。 それは一番酷いカナーの報告による典型的な自閉症から非典型的なアスペルガー症候群迄明瞭... ...続きを見る |
よく考えよう 2008/07/10 11:27 |
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