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zoom RSS プルキンエ細胞

<<   作成日時 : 2008/07/03 09:32   >>

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プルキンエ細胞は細胞としてはお化け細胞というべきものだが我々の受精卵から細胞分裂してできた細胞には違いない。
原初、最初の生物はアミノ酸が結び付いてRNAを象り、それがバクテリアとして生存したのが我々生命の始まりであった。
様々な環境の下でバクテリアの進化が行われ、現在も葉緑素に取込まれて生きているシアノバクテリアが生れ、その代謝によって出てくる酸素によって出てきた好気性バクテリアであるミトコンドリアを取込んで人類を象る真核細胞が出現した。
生物の進化が進む内に、様々な臓器が生れ、それを象る専用の細胞へと変遷していった。
最終的に神経細胞が生れ、自身の意思で動く生物が現れる事になる。

神経細胞は主に様々なアミノ酸を合成する等細胞本来の働きをする細胞体と細胞体で作られた製造物を運ぶ軸策及び他の細胞から運ばれたものを受取る樹状突起より構成される。
軸策は短いもので数mm、長いもので数十cmあり、中には枝分かれしたものがあると言う。
こうした構造が、受容体を通じて神経細胞に入力刺激が加わった時に活動電位が発生し、他の細胞へ出力される事になる。
前の細胞の軸索終末と後ろの細胞の樹状突起の間の情報を伝達する部分には、微小な間隙を持つシナプスと呼ばれる化学物質による伝達構造が形成されていて情報伝達が為され、一時に数箇所から情報を受取る時に異なった情報伝達となり得る。

この神経細胞が夫々の働き方に応じて進化していく訳だ。
顕著なものに網膜神経節細胞とプルキンエ細胞がある。
前者は網膜に細胞体があって、軸策が束となって視神経を形成している。
後者は今回の主役で日を追ってラット等を使っての報告が次々と出ている注目研究分野だ。

1個のプルキンエ細胞には約17万5000本もの平行線維と、1本の登上線維が接続している。
通常の神経細胞で軸策であったものが登上線維で、樹状突起が平行線維になっている。
登上線維は目標神経細胞である動作回路まで伸びて情報収集及び供給を行い、平行線維はプルキンエ細胞間の情報を収集して、回路コピーを記録及び複元している。この細胞の大きな特長は誤差信号を読取、その平行繊維状のシナプスを収縮させて情報を遮断させる事だ。

登上線維を通じて動作回路から入ったものと平行線維から入った他のプルキンエ細胞からの情報が一致した時に、その平行繊維状のその信号を流すシナプスを収縮させて情報が遮断されてしまい、間違った動作回路を遮断してしまい、次に動作回路が呼ばれた時には一番効率の良い動作回路のみ復元される仕組になっている。


我々哺乳類が、無防備であるにも関らず発展してきたのはこのプルキンエ細胞のお陰だ。

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象る
プルキンエ細胞 ... 酸素によって出てきた好気性バクテリアであるミトコンドリ... ...続きを見る
よしこの日記
2008/08/27 00:08

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コメント(1件)

内 容 ニックネーム/日時
プルキンエ細胞・・
はじめて聞く言葉・・
Hbarさんのブログは
私には高尚過ぎます(´`)=3
風子
2008/07/03 09:41

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