よく考えよう

アクセスカウンタ

zoom RSS 米国はどうなるか

<<   作成日時 : 2008/09/20 09:45   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 2 / コメント 2

米国が金融安定策前倒しして、信用収縮を国家をあげて回避しようとしている。
それを受けて、NYダウは2日続けて連騰した。
米国民は日本国民と異なり楽観主義そのものに見える。


事態はそんな生易しい問題ではない。
もし、政府が不良債権を買取るとしたら何処から財源を絞出すのであろうか。
イラク・アフガニスタン派兵で憔悴しきった米国財政にそんな余裕は無いはずだ。
米国は日本と異なり、公定歩合も未だ2%の水準だ。
インフレが国民生活を疲弊させようとしている時に0金利が可能なのだろうか。


それしか道が無ければ0金利にせざるを得ない。
もしそうすれば各国から集まってきている資金は一斉に引上げるかもしれない。
0金利は過剰流動を生まずに寧ろ金融逼迫を招くかも知れない。
しかし、疲弊しきっている米国産業に対しては追い風になる。
何しろ金利負担が極端に少なくなる訳だから。


GMのリストラ案が話題になっている。
いすずに事業売却プランを持込んでいる程だ。
この話はいすずに資本参加しているトヨタが乗り出せば解決は付く。
こういう話が山積みなのが現在の米国事情でもある。


もう1つ0金利にはおまけがつく。
ドルの切下げに他ならない。
幣価が切下げられると猛烈なインフレに見舞われる。
ニクソンショックから20年掛けて、大幅なドル安政策を取った時と同様だ。


あの時と大きく事情は異なる。
企業競争力は落ち、個人資産は底を尽き、ローン漬けになっている。
国民福祉所では無いのが現在の米国に他ならない。


この米国を作ったのは金融で国家再建を目指したからに他ならない。
米国における金融と言うのは所謂マネーゲームの延長線上にあった。
詰り、パチンコを必殺仕事人と言ってパチンコ屋を儲けさせるようなやり方を国民に推奨し、挙句に不動産バブルに陥ったのは明白で、サブプライムローンの結末はなるべくしてなったと言う他無い。


このブログで何度も言っているが、米国はドルを切り下げて困苦に耐えなければならない。
それしか現在の苦境から立直る手立ては無いのだ。
要は米国人1人ひとりが困苦を乗越え、真に辛抱強く価値創造に立向うようにならなければ米国の復活は無い。


言志四録で佐藤一斎が「富貴は譬えば則ち春夏なり、人の心をして蕩せしむ。貧賤は譬えば則ち秋冬なり。人の心をして粛ならしむ。故に人富貴に於いては則ち其の志を溺らし、貧賤に於いては則ち其の志を堅くす。」と言っている。


権利ばかり主張し、ローンを組んで消費する気構えを粛し、価値創造へ志を堅くするしかない。
それによってのみ強い米国の復活は為される。


現在の日本も他山の石として、権利ばかりを主張しローン漬けになるのを戒めようではないか。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
米国経済国家管理措置問題:同一性主義経済の終焉と差異共鳴主義経済の勃興:不良債権のブラックホール
ポールスン財務長官の述べた、経済大危機に対する国家管理的施策であるが、三本柱となっている。 ...続きを見る
Japonesian Trans-Apo...
2008/09/20 12:08
速報!パキスタン・マリオット爆破テロで40名死亡
   ||| イスラマバード・マリオット爆破テロ ||| パキスタンのイスラマバード・マリオットホテル爆破テロで40名死亡 ...続きを見る
米流時評
2008/09/21 14:54

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
 リーマン買収を、日本含め各国複数が考えているようですから、そこでまた思惑が交錯しそうではあります。
 
ゴッタニ
2008/09/28 19:41
ゴッタニさん思惑なんて何も無いですよ。水が高い所から低い方に流れるのと一緒で、マネーは己に忠実なだけです。
Hbar
2008/09/29 10:30

コメントする help

ニックネーム
本 文
米国はどうなるか よく考えよう/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる