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zoom RSS 小沢と麻生の議論から見えない真に国民が望む政策

<<   作成日時 : 2008/10/03 11:40   >>

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[財政再建] ブログ村キーワード
日経新聞の大機小機に「不況対策が政治効果を狙いすぎると」と言う記事を先ず引用する。


@石油や食料品の価格高騰とサブプライムローンの焦げ付きが世界に不況をもたらしつつある。各国の不況対策が問われるが、総選挙が近い日本では、与野党が国民の目線重視や生活第一を中心に不況対策を構想し、ポピュリズムの影が濃厚になろうとしている。
A民主主義で民意尊重は当然だ。しかし政治効果だけ狙った対策は必ずしも経済的に有効とは限らない。結果的に国民の目線から離れ、国民の生活第1の理想に背く場合もある。かつてのバラマキ政策への国民からの批判は厳しい。
B過去の石油危機において日本は省エネに熱中した。石油価格を統制し燃費が悪い大型車が走り続けた当時の米国とは対照的だ。だが、今回は日本でも財政資金によって石油価格の高騰を逃れようとする意見が有力だ。これでは高騰を狙う国際的ギャンブラーに税金で塩を送る事になる。
C大恐慌の際、フランス人民戦線内閣は、狙いを賃上げと労働時間短縮に定めて経済回復を目指した。ポーランドの経済学者カツレキは、この消費重視の実験は物価上昇を招き、生産拡大の効果は少なかったと観察した。他方、投資重視については日本の場合、投資の規模より効率が問題だ。資本市場の活性化や合併・買収等で投資効率を改善させる必要がある。
Dアダム・スミスは金融を空中に道路を作るのに例えた。空中道路は便利だが、地上の道路よりも安全ではないと警告している。実験的要素の大きい金融については過度の規制がその活力を削ぐ。適正な金融規制の実現には創案と試行の時間が必要だろう。
E今回の不況はインフレ要因とデフレ要因が共存している。因果的には物価安定の下で金融緩和が長く続き、それが資源価格の高騰の背景になり、バブルの膨張を招いた。
Fこの点から言えばマクロ金融政策も金融システムを安定させる鍵の1つを握っている。
G日本の場合、景気回復が持続する中で低金利に執着して円の流出を盛んにし、世界のバブルに油を注いだ。それは円安を呼び、輸出を促進した。しかし人為的な円安政策はある面で急激な円高に見舞われる可能性も示唆していた。
H今回の金融不安は米国の金融覇権を少なからず傷つけた。だが自由な交易が発展する限りグローバル化は各国の力を均等化させていく、とアダム・スミスは予見した。新しい金融秩序もそうした中で形成されるだろう。

何時も大機小機は面白いのだが、今回は総選挙を目前にして所信表明・代表質問が行われる中で大いにその議論の種になりそうなので引用した。段落毎に数を振っておく。

@で時代背景を言い、Aで民主主義の原則と世論の動向、BCで過去及びこれから執られようとする政策による結論、Dにおいて経済原則、EFGHでマクロ経済における現状認識と未来の展望を述べている。


現実に麻生総理の唱える景気刺激、小沢党首の唱える生活者応援はバラマキとなり兼ねず、前者は財源を赤字国債に、後者は実現の困難な一般・特別財政の縮小から産出されるものに依存している。
何故、困難なのかと言えば、小泉元首相が道路特定財源一般財源化、郵政民営化の2政策を見ても、前者は福田前総理になってやっと実現する運びとなり7年余りの歳月を擁しているし、後者はその1法案の為に解散総選挙を行わなければならず、如何に官僚・族議員が結託している問題解決が困難かという事を物語っている。

小沢民主党が政権を取れば、族議員は居なくなるから多少はやり良いが、官僚は完全に非協力的となる。それを動かすまでに国会議員を役所に多数派遣した所で、何年掛るか分らないのがじつじょうだろう。詰り、小沢公約は取らぬ狸を言っているに過ぎない。しかし、やる気になればこれだけやれると言うビジョンを示せたと言う点で国民にとっては大きな収穫に他ならない。

麻生総理に至っては過去のバラマキを又やろうと言っているのみだ。結果として赤字国債頼りになって、折角の改革の効を無にして元来た道へ戻ろうと言えば国民が振り返ってくれると思っているのみだ。こういう総理しか選べない自民党でしかないのは、自民党大勝の立役者を悪口を言い募って退場せしめた肥満体質から来ている。

何の政策論議も要らず、解散総選挙しか道は無い。
その内、選挙としての顔であったはずの麻生が安倍・福田と同じく自身では解散すら出来ない存在となるであろう。


大機小機ではアダム・スミスを引合に出して今後の世界の潮流を見極め政策決定しなければならないと説く。
赤字国債増発は超低金利政策依存を続けると言う事で、近視的には良いが長期的には物価上昇や世界金融の破綻を再度呼ぶ等の危険性を孕んでいる。何よりも国民が債務超過を未来の子孫に残す事を望んでいないのだ。


現在このブログでは財政再建について財務省から出された財政データ集を基に議論を展開している。そこでの結論は財政の構造改革に他ならず、民主党の小沢党首が夢見る内容を示せると考えている。そこに流れる底流はこの大機小機と何ら変わるものではない。戦後60年が幾分か経とうとしている。この機会に全ての行財政を3身一体でスクラップアンドビルドしなければならないと考える。終戦直後は戦争直後の疲弊した経済の中での国家作りであった。今回はGDP世界第2位の国家として世界経済を牽引する役割分担を担うと言う意味合いを持たせて変えねばならない。


1日でも早い解散総選挙を望む。
安倍・福田の悲劇の轍はもう見たくは無い。

ブログ意見集 by Good↑or Bad↓ 小沢代表が代表質問で所信表明

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