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zoom RSS NHK大河ドラマ「篤姫)」を見終えて その二(文明の転換点としての時代背景)

<<   作成日時 : 2008/12/21 16:21   >>

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前回のべた西の丸が霞ヶ関であり天下りが政権を蝕んでいる本丸という事はわかって頂けたと思う。

時代背景も大きく相似している。
無論、役者は異なり、当時の米国が中国であり、現在の米国は大英帝国に他ならない。
ペリーの来航は今中国が発展途上国に向けて大きく食指をのばしているのに余りによく似ている。

西の丸の豪奢に等しい天下りは55年体制政治を根底から揺り動かせていると言っても過言では無い。
西の丸に落ちてしまった霞ヶ関は国家の進路を選択する所か、己の保身のみに走っていると言ってよい。
2009年度財務省原案は痛み止めのみに大きく偏り、真に為すべきを発信機能さえもはや持っていないといっていいだろう。
丁度、篤姫が御台所となった時の老中阿部正弘が小泉純一郎と言った役所であろうか。

阿部亡き後の幕閣の無能振りには小泉以降の狼狽振りと良く似ている。
阿部は長年続いた家斉の治世に重石であり続けた。
ドラマでは大奥で大層評判がよかったようだ。
これも森元首相に忠誠を尽している、小泉元首相がご婦人方に評判の良いのに良く似ている。

篤姫の輿入れから明治維新までは未だ冷め遣らぬ天明の飢饉による疲弊に追討ちを掛けた天保・安政の飢饉へと続いている。
年貢を払えない百姓はその土地を捨て、流民と化したのも現在の派遣労働者が解雇され、雅に流民と化そうとしているのに酷似しているのには魂げる。

幕府は様々な改革を断行し、中には二宮尊徳に代表されるような農民学者も生まれたが、幕藩体制の骨組みが揺らいでいるのに打つ術もなく徳川幕藩体制の賞味期限は切れたと言っていいだろう。
現在の55年体制の制度疲労、明治以来続く中央集権国家の制度疲労は西の丸問題として捉えるべきだ。

幕末に流行した「ええじゃないか」と喚きながら踊り狂う庶民の姿は未だ見られない。
殆どの国民はそこそこの貯蓄を持ち、安定した暮しに満足しながらも政冶の不安定さに不安を抱いている。
1部の流民化しようとしている層が持つエネルギーが幕末のように政権打倒へと向かうのか少々興味を持って眺めている。

歴史は繰り返すと言うが、世の見識ある人々は未だ打つ手のある事を思い起して頂きたいものだ。

明治維新となって、西欧に追いつけ追い越せと工業化が進んで流民化した人々は貧しいながらも生活が出来出した。
しかし、そこに出現したのは資本主義という化物に過ぎなかったとも言えよう。

我々日本人はその資本主義国家としての恩恵を大いに受けている。
しかし、これは江戸時代に苦しんだ徳川政権からの遺産でもあった。


その事については「その三」に譲ろう。

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大河ドラマ「篤姫」
最初は漫然とドラマを見ていたのだが、見ている内に於一の成長振りが気になりだした。というのも極最近高機能自閉症、アスペルガー症候群を語ろうというサークルを創設して、発達障害の子供達にどう障害を克服させ、その為の知恵を付ける手法に頭を痛めているという経緯がある。 将軍家の御台所を全うした1人の女性へ成長していく少女が様々な歴史紋様にどう彩られ物語が展開していくか楽しみにしたい。 又、将軍家の御台所という話が出た段階で、そういえばこの時代は幕末以前であり、日本の進路を大きく転陀したこの時代の... ...続きを見る
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