|
このドラマのテーマは家族だと言う。 徳川と言う枠に入った家族だから守ると天照院は言った。 そうして、大奥千人の女達を恙無く、西の丸から退去させている。 最終回の最後になって滝山を初めとして、梅野も打ち揃って挨拶に来たのがその証拠に他ならない。 後に天照院となる於一は父島津忠剛と母幸の末っ子として授かった。 授かった時、母幸は「運命の子」であると第6感で感じたと言う。 この第6感と言うのが曲者だ。 大体生まれも育ちも異なる2人が赤い糸に手繰り寄せられて夫婦となるのが家族作りの第1歩だ。 その赤い糸と言うのは第6感に他ならない。 そうして、家族とかそういう人の幸不幸を予言するのもこの第6感だ。 於一と篤姫、そうして天照院に至るまで多くの人達と縁を結び、夫々が夫々を家族として、又特別な人として関りあっている。 親兄弟は言うに及ばず、乳母として遣えた奥女中菊本と生涯不思議な縁で結ばれた尚五郎の存在は欠かせない。 「女の道は1本道」と言い残して自害して果てた菊本は天照院に女としての生き方を貫くのになくてはならなかったひとでもある。。 又、囲碁友達として、多分姫様の同い年の養育係として係った尚五郎とは同じ日に生まれ、島津斉彬から祝いとしてお守りを頂戴した仲として、絶えず付かず離れずという不思議な関係があったようだ。 西の丸を明渡す時にキーマンとなった西郷やその同輩の大久保達とも尚五郎を通じての友である。 将軍家定の御台所になるのに、親子関係を画面上だけでも忠剛と幸のみならず、斉彬とその妻英姫、近衛忠熙とその老女村岡、将軍家斉と家定生母の本寿院と8人の親に恵まれている。 こういうのを普通は翻弄されていると言うのだろうが、1本道の志定まった篤姫は全ての人から愛されるよう振舞う。 将軍家御台所になる為に養育係となった幾島とは親とは一味違う深い縁が結ばれる。 大奥に入れば御年寄の滝山迄も家族としてしまう。 1番の家族は家定であった。 橋から池に落ちそうになる篤姫を抱き抱えるその眼に正気を見た。 人は眼窩前頭皮質という部位を前頭前夜の一番下に持っている。 そこが相手の白目と黒目の部分から相手の想いや感情を読取るという訳だ。 人を見る時、目を見れば分ると言うのがそう言うことだろう。 その眼窩前頭皮質の直下に帯状回という部位があって、そこでは人の顔に反応する。 そこらの部位の働きで好き嫌いが決り、相手を好きになっていく学習もその部位が担当する。 それらの部位が働くのは0歳児において大きく学習するか否かに掛っている。 そこで、学習できない人が発達障害と呼ばれる。 だから、自閉症に限らずネグレスト等の虐待もその部位の発達に遅れを来たす。 発達の結果が現れるのは上記2部位と扁桃体だが、その発達に影響を及ぼすのは小脳や大脳基底核もおおいに関係してくる。 家族を支えるのは大脳の多くの部位が関与して共感を生み出し、それらを支えている。 家庭円満が仕事や学習に大きな影響を及ぼしているのはそういう作用が家族で培われたものを通じて発揮されるのだろうと思われる。 0歳児には特に目をかけるようにしよう。 愛情は共感を育み、それがその後の人生に大きな影響を与えるだろう。 篤姫は忠剛と幸の大きな愛に包まれて育ったに違いない。 その育まれた共感に志が加わって西の丸退去という大仕事を為しえたのであろう。 ここに忠剛と幸に大きな拍手を送りたいものだ。 日を改めて総括を書きたいと考える。 |
| << 前記事(2008/12/21) | ブログのトップへ | 後記事(2008/12/22) >> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
大河ドラマ「篤姫」
最初は漫然とドラマを見ていたのだが、見ている内に於一の成長振りが気になりだした。というのも極最近高機能自閉症、アスペルガー症候群を語ろうというサークルを創設して、発達障害の子供達にどう障害を克服させ、その為の知恵を付ける手法に頭を痛めているという経緯がある。 将軍家の御台所を全うした1人の女性へ成長していく少女が様々な歴史紋様にどう彩られ物語が展開していくか楽しみにしたい。 又、将軍家の御台所という話が出た段階で、そういえばこの時代は幕末以前であり、日本の進路を大きく転陀したこの時代の... ...続きを見る |
よく考えよう 2008/12/21 21:55 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|
| << 前記事(2008/12/21) | ブログのトップへ | 後記事(2008/12/22) >> |