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小泉元総理の発言が波紋を呼んでいる。 政治の世界は雅に人間ドラマが渦巻いている。 一石投じただけで、その波紋は宇宙の果てまで続いて行くかのようだ。 つい先程、NHK杯囲碁トーナメント準々決勝で武宮正樹九段VS三村智保九段の対戦が行われた。 筆者は武宮宇宙流の棋風が好きで、他の対局は見なくても武宮九段の対局は良く見ている。 結果は武宮九段の中押し勝ちだった。 早碁と言うのは時間が無いだけに、筋を間違えると一時に悪くなる。 両者互いに筋、筋と間違わずに打つ盤面は緊迫感があり、これ以上の面白い見世物は無いと信じる。 どちらかが間違えて、結果として勝負は付く。 19×19の盤は宇宙にも喩えられるのだが、囲碁で1番気をつけねばならないのは大局観だ。 その広い盤面をどう運営していくか構想をねってこそ思い通りの碁を打つ基盤が出来るというものだ。 それを布石と言う。 布石には全く決まりが無く、その人の宇宙観でその骨格が決められる。 スター棋士は大勢居るが、1人ひとり個性的な布石をする。 どう生きようかという事だから違って当然だ。 ゲームと言うゲームの中で囲碁だけがスーパーコンピュータに負けない。 よく比較される将棋の場合はあの「玲瓏」と言う羽生永世名人にしても良い勝負をするのだ。 無論、コンピュータに無限の持ち時間を与えれば良い勝負をするかも知れないが、それでは機械の意味を為さない。 雅に人間が人間である所以の前頭前野の働きに相違ない。 次に大切なのは必争点も含めた筋であろう。 筋違いと良く言うが、これをやってしまうと碁は1度に形成が傾いてしまう。 下手な手練手簡など及びでない。 こういう観点に立つと、麻生総理と小泉元総理の違いが良く分る。 麻生総理に欠けているのは大局観が無く筋違いばかりしていると言う点だろう。 それでも総理総裁に上り詰めているのは何故か。 偏に麻生財閥の領袖であると言う所以だ。 麻生総理は吐いた唾が悉く自身に帰ってきて、小泉総理が1石を投じれば忽ち波紋が広がる。 我々も人の道を歩く時、心したいものだ。 そう言えば、先日道後温泉で中学生に逢ったが、将来は医者に、外交官になりたいと言う。 何故外交官かと訪ねると、世界を平和にしたいからだと言う。 頭の良さに驚く。 所詮は我々烏合の衆とは鼻から出来が違うのだ。 |
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米流時評 2009/02/17 14:44 |
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素晴らしい話で、たいへん参考になりました。 |
米流時評 ysbee 2009/02/16 19:06 |
褒めて頂いて恐縮です。若い人が頼もしいのは嬉しい限りです。道後温泉へも1度お出でになりませんか。 |
Hbar 2009/02/16 19:58 |
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