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zoom RSS 自閉症の原因は決して神経回路の誤配線ではない

<<   作成日時 : 2009/03/29 11:36   >>

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日経サイエンス5月号に脳の皺をテーマとする記事が載っていた。
その中で、自閉症に関して2つの事柄が記載されていた。
1つは自閉症の原因は誤配線説が大きく支持されており、皺の深さが目立つと言う内容であった。

筆者の主張として誤配線等と言う論拠の無い主張には改めて反対をし、自閉症者をお子さんに持つ方々に勇気を持って頂きたく考える。
詳述すれば大変な分量となるので、この記事では主張とその主な根拠のみに割愛させて頂く。
脳は可塑性に富んでおり、誤配線と言う言葉の入る余地すらないと考える。

このブログでは応用行動分析について、随分批判を書いた。
自閉症を研究する多くの心理学者が支持するこの手法は可塑性に頼りつつも、その部分的固定化に終始しているように見える。
詰り、目先の言語や集団行動等に成果があったと言う理由で大きく支持を広げている。

自閉症は脳の障害が原因で起きる。
自閉症者が大きく一般人から見ると異常な行動を取っている姿から大きく偏見を持つ危惧が否めない。
しかし、彼らはその与えられた環境の中で懸命に生きているという事実を見据えて欲しい。

一般人から見ると尋常でない異常さに驚くのだろうが、もがいていると考えれば理解できるのではなかろうか。
その証拠に、60歳を越える頃、知的障害も含めて殆どの自閉者は周囲との距離を適当に取り、社会生活を送れるようになっている。
果たして配線間違いが確定した人にそういう修正が可能だろうか。
否と考えたい。

多分、誤配線と考えたいのはあらゆる手段を尽した積りの研究者が辿り着いた逃げ道だと信じる。
環境は無限ともいえるn個の条件によって構成される。
例えば、応用行動分析によって3つの改善が為されたとしよう。

自閉症者本人は残されたn−3個の未だ未調整の部分に対して懸命に努力して出てくるものが俺ルールに他ならない。
生きている本人は必死なのだ。
それを巧く改善できなかったからと言って誤配線は酷すぎる。

人の心を持った心理学者なのかと言いたくなる。
応用行動分析そのものが脳の可塑性に頼り、結果を追い求めている。
最後には保護者が懸命に我が子を認め、支えて結果的に俺ルールに繋げて平和な日々になるのだ。

誤配線説は間違いと断じる。
本人及び保護者は勇気を持って頂きたい。
脳は与えられた環境で、最善を尽している事を忘れないで欲しい。

分りもしない押付こそ禁物だ。

脳の可塑性は別の記事でも紹介するが、何等かの事故で言語野と呼ばれる部分を損傷して、言葉を忘れた人が数年の時を経て言葉を取戻すという事例を実現する脳における最大機能だ。

n個の環境要因が分らず、変な療育こそ禁物だ。


脳は自身の可塑性をフルに活用して、環境と適応しようとしている。

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