よく考えよう

アクセスカウンタ

zoom RSS 世襲云々よりも選挙制度改革及び私設秘書制限

<<   作成日時 : 2009/04/26 10:41   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 2 / コメント 4

この所、菅義偉副選対委員長の世襲問題発言が物議を醸している。
世襲議員は地盤・看板・鞄の選挙に必要な要素を前世代から引継ぐと言う事から民主党から起きた議論だ。
しかし、現行選挙制度をやっている限り、地盤・看板・鞄を持たない政治家は当選しようも無い。

現実に現在の政治家は地盤・看板・鞄作りに汲々としていて、真の民意に敵う政策勉強が疎かになるきらいがある。
落選すれば只の人であるから、地盤・看板・鞄作りに奔走するのが当然だろう。
極論すれば地盤・看板・鞄がなくても政治姿勢のみで当選できる選挙制度が大切だ。

現行選挙制度の最大の欠点はあの「連呼」であろう。
選挙運動期間中に耳にするのは99%まで議員の名前であり、街頭演説会においても真剣に聞きたい政策を口にする議員の如何に少ないか。
現行選挙において最も有効なのは名前を覚えて貰う事であり、民意に敵う政策が2の次になっているのは否めない。

有識者が如何に意思の行使としての投票を勧めても、投票率が下がり続ける所以がそこにある。
麻生総理にしても定額給付金を受取れば支持率は回復すると読んでいるのだから、政治家の意識の低さに愕然とする。
選んで貰おうとする人が如何なる考え方で、選挙民にとって身近に感じられれば投票率は自ずと上がるに違いない。

ITもWeb3.0時代だ。
この時代に旧態依然とした選挙制度で良かろう筈は無い。
少しは投票率が上がり、無党派層が政治家に関心を持つようにしなければならない。

3万円台で売られている小型ノートパソコンにはウェブカメラも搭載され、テレビ電話が普通に出来る時代になっている。
時代に即応して、費用の掛らない選挙制度の実現に注力して欲しいものだ。
費用が掛らなくなっても私設秘書を多く雇い、それによる選挙運動の恐れがあるが、それは法律で禁止すれば資金集めしても選挙対策に繋がらず、政治と金の問題は解消するのではなかろうか。

世襲を悪のように言うのは些か考えものと筆者は考える。
日本には様々な伝統芸能があり、その多くは世襲によって受継がれている。
道を究めると言う行為は難しく、殆ど生後直後から置かれた環境が大きく左右する。

様々な技能の必要な伝統芸能はその名人としての祖父・父の背中から受継がれるものでもある。
政治の世界でも同様では無いだろうか。
地盤・看板・鞄を必死でかき集めなければならない議員は背中も見ていなければ、勉強する暇すらなく、要領だけがものを言う事になる。

やはり、政治は原理主義でなくてはならない。
日本においては基本的人権・戦争放棄がそれに当る。
その原理主義を究めようとすれば世襲の効も認めなければなるまい。

世襲云々よりも選挙制度改革及び私設秘書制限を強く訴えたい。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

トラックバック(2件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
政情を想う
一時たりとも休もうとしない政治情勢に想いを馳せる過去記事を以下に載せる。 ...続きを見る
よく考えよう
2009/04/26 10:43
民主党が3親等以内の世襲を党規で禁止へ
民主党が党の政治改革推進本部(本部長・岡田克也副代表)の総会で同一選挙区での3親 ...続きを見る
本質
2009/04/27 22:17

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
私は、世襲はあってはならないと思ってます
世界広しといえども、政治家の世襲があるのは日本だけだだとか・・
地盤、看板、カバンではないですが、
選挙に打って出るのに、やはり世襲議員だけ有利なんておかしいです
他に優秀な人材がいてもその人が落選してしまうというのも腑に落ちませんね(>_<)
風子
2009/04/26 22:57
日々、大変なパワーで多方面に発信されていること、敬服しています。日本での選挙制度の改革は、連呼問題など同感です。ところで、世襲を悪のように言うのは些か考えものと言う点は同感ですが、政治の世界でも同様と言う点と、政治は原理主義でなくてはならず、日本においては基本的人権・戦争放棄がそれに当る、と言う点については、少し、異なった意見を持っています。今の日本で、貧富などの格差拡大や固定化が大きな社会問題となり、若者が未来に夢を持てず、多くの国民が世襲政治に危機感を持っている現状からすると、また、議員が、なぜ、自分は議員になっているのか、「議員の責務=ノブレス・オブリージュ」を考えれば、自らの少数派の利益を多少犠牲にしても、多くの若者、女性、国民の未来のために、自らの職業選択の自由に多少の制限を加えるのは、リーダーの責務と考えて欲しいと思います。また、日本国憲法では、公共の福祉による基本的人権の制限は認められており、議員には模範を示す意味でも、身を削る覚悟を示して欲しいと思います。私のブログ「世襲政治の禁止は本当に憲法違反?」も参考にしていたただければ嬉しく思います。
夢日本の創造
2009/04/26 23:45
ご意見は、正論であると思います。ただ、昔から、世襲であるがための弊害も、さまざまな分野であったのも事実です。結局、人物次第であり、それが正しく、選ばれる選挙制度になるということでしょうか。
楽夢大喜(kitasun)
2009/04/27 08:38
風子ちゃん、夢日本の創造さん、楽夢大喜(kitasun)さんようこそ。
世襲が悪いのでは無く、それが既得権益化し社会の流動性阻害が最大の害悪でしょう。それが主にでているのが官僚世界であり、金融です。上には逆らえず、前例から足を踏み出せないと言う病に陥っています。自由経済として規制を緩和して、その世界に対応できる人材教育が必要なんでしょうね。これからも考えていきたい問題です。
Hbar
2009/04/27 09:58

コメントする help

ニックネーム
本 文
世襲云々よりも選挙制度改革及び私設秘書制限 よく考えよう/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる