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zoom RSS 砂上の楼閣の世界経済はゆらぎの真っ只中

<<   作成日時 : 2009/05/14 12:46   >>

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この一週間ほどNYダウが下落している。
巷雀の講釈では、本年後半には下げ止まり、来年には景気回復への端緒が開けそうと言われている。
その論拠として、先日のストレステストを受けて欧米の金融危機が去ったと言う観測と中国やインド経済が世界経済を引張り、唯一悪化要因が日本の成長力鈍化と言う事だ。

こういう楽観論はこのブログでは頂けない。
先日の米国におけるストレステストは様々な報道を合算すると出来レースのように思われる。
年初に通過した景気対策法案で金融対策に使えるものと先日のストレステストが導いた金融機関に資本注入されなければならない金額が余りに一致しすぎている。

これは雅に、日本官僚が作文するものと余りに酷似していて、米国でも官僚は日本同様駄目なのかと疑う。
小泉・竹中がやった如く、資本査定が充分に出来ているのかどうか、それはこれからの歴史の証明を待たねばならない。
筆者の予測だが、様々な破綻がこれから頻発するだろう。

大きなもので言えば、GMやAIGがこの侭市場経済に戻れるかは疑問であるし、それらの余波は際限なく大きいと考える。
欧州の闇も深く、まだまだ経済の下げ止まりには時間が掛るだろう。
そうして新興国だが、最近の論調では光の部分のみ取上げて、影の部分を等閑にしているようにも見える。

日本の場合には朝鮮戦争という途方も無い外需があったので、綻びを余り感じずに経済成長したように見える。
果たしてあの戦争無しで現在の日本が考えられるだろうかと言うとナッシングと答えざるを得ない。
新興国に影は無いのか、分り易い事例を挙げよう。

日本のニュービジネスモデルとしての新興成長企業にユニクロ・ダイソー・業務スーパーがある。
ユニクロは赤字転落と言う洗礼を受け、後ろに引込んでいた創業者が乗出して成長軌道に乗せたのは見事なものだ。
ダイソーについてここ韓国へ来て「えっ、そんなもんなん」と言う出来事があった。

それはソウルナビと言う韓国紹介サイトで紹介されていながら、弊店情報を開示していなかった。
そして、ダイソー本社のHPに明洞に出展していたとされる店も閉めていた。
その上大企業には付物の問合せ先と言う表示が無く、「ダイソーに言いたい」と言うページを返信をしないと言う条件を付けて出してあったが、あれは頂けない。

幸い2度問合せをしたものに対してメールが我がパソコンに届いたから良かったものの制度不備は否めない。
歴史が浅いニュービジネスモデルとはそういうものだ。
このブログで2番目に多い閲覧者が居るのが業務スーパーに関する記事だ。

これも警告として発した記事に現在4300を越えているから驚きだ。
中国やインドは日本における朝鮮戦争のような外部要因は無い。
発展途上国として、光の部分はあるものの陰となる部分は昨年はじめの毒入り餃子事件の温床のようなものは数多いと考える。

そういう世界経済で最大に問題にしなければならないのが、麻生政権による政治空白に他ならない。
昨年の自殺者の原因別を警察庁が公表したが、倒産・失業に伴うものが急増している。
それは年を明けても未だ増え続けている。

「オレがしたのではない」と麻生総理に開き直られそうだが、最善とは程遠い最悪の選択肢を取ったのも事実だ。
自殺しなくて景気良く人生を楽しめたかもしれない人達の命を奪ったのは麻生政権そのものだ。
インテリジェンス・金融共に世界で最高の環境にありながら、打つべき手を打たず、人生の幕を引く日本人が多く居る事を自覚すればにやにやは出来ないはずだ。

世界景気はこれから直滑降で冷え込んでいくかも知れない。
お気楽人間が総理になった日本人としての宿命を感じるが、筆者も偉そうな事は言えないので韓国へやって来た訳だ。
これから70日余り、自身の60年に亘る人生経験を活かさねばと意気込む。

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米流時評
2009/05/14 15:08

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