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zoom RSS 頭を冷やせ

<<   作成日時 : 2009/06/06 21:46   >>

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お金が麻薬と言うのはお分りになったと思う。昔から人間は黄金の輝きに弱いものだ。

宇治平等院鳳凰堂に始まり、平泉の中尊寺、足利義満建立の金閣寺、果ては秀吉の黄金の茶室と黄金は権力者の象徴でもある。しかし、権勢を誇る夫々の政権は時を経ずして権力の座から去っているのは良く知られている。無論、存命中は我が世の春を謳歌するのだが、2、3代後には騒乱の渦に飲込まれ、何れも諸行無常の響きを立てて、栄華久しからずと滅んでいっている。

そういう文化の中で「侘・寂」の文化が花開いたのもこの日本においてのみだった。それは下克上の轟音やかましい時に、東山五山で蕾となり、豊臣秀吉に切腹を命ぜられた千利休によって完成されたものだ。

これこそが、日本文化が産んだマネーに対処する考え方ではなかろうか。金屏風で名高い狩野派の絵師達が活躍するのを尻目に、茶の湯の文化は華やかさこそ見た目には無いが、実質の量感を重視した。

今回のヘッジファンドが華々しく短期利益を追い求めて、世界中の耳目を集めた。印刷されたドル紙幣のみならず、証券化証券も印刷され続け、それがあたかも実利で裏打ちされたかのように世界中に巻き散かされて行った。

果ては、破産した国も出るほどにそれらの印刷物は反故同然となり、塵芥が山積みとなってしまった。
さて、この場合における「侘・寂」は何であろうか。このブログを何時も見て下さっておられる読者ならばピンと来ると思うが、三方皆吉のビジネスモデルがそれに当るであろう。日本には百年以上続いている会社が世界で図抜けて多いのだが、その共通して実践するものが「三方皆吉」と言う事だ。

今回のシャボン玉のようにキラキラと輝いて膨らんでも弾けて消えては何にも為らない所か、三方皆悪しという結果を呼び、世界が危機に瀕している。

「侘・寂」を感じるにはどうすれば良いかと言えば、頭を冷やす事が肝要だ。冷えた頭でこそ黄金に見えるマーケットが泡だと気付くのではなかろうか。魔法の催眠術も冷えた頭には効かない。では、冷やすにはどうするかと言えば、日本流に言えば座禅であろうか。本職に言わせれば導師の居ない座りは座禅ではないと言う。

日本では他に、水垢離であるとか滝に打たれると言うのもよく聞くが結果として頭を冷やすのが目的になる。


マネーと言う麻薬に負けない方法は頭を冷やす事にある。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
鎖国時代の日本を振り返ってみるのも面白いと思います。
一つの島国の中で循環して成り立っていましたから。
島国から、全地球へと、少し範囲は広がりましたが、限界があることには変わりがありませんから。
http://blogs.yahoo.co.jp/ryokuin_seidan/7928062.html#50014038
こかげ
2009/06/07 11:23
お金に縁の無い私などがクールになるのは絶やすいいんですが、
金銭まみれの日常を生きておられる皆さんには、頭を冷やすことはなかなかできないのかも・・

侘び寂びの世界いいですね・・
粉抹茶でも飲もおっと(^w^) ぶぶ
風子
2009/06/07 12:27
こかげさんようこそ。
閉鎖空間だからこそ3方皆吉と言う商人道ができた訳で、その恩恵で日本は随分儲かっています。それなのに、それを見ずにグローバルスタンダードと言う人の多いのには呆れます。足元を見れば宝が埋まっています。
Hbar
2009/06/07 14:32
風子ちゃんようこそ。目の前に一万円札が落ちていてもクールで居られますか。当然交番に持って行くのでしょうが、辺りをキョロキョロ見回すのではないかなぁ。
Hbar
2009/06/07 14:35

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