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zoom RSS 自閉症児がその持つ発育できなかった理由

<<   作成日時 : 2009/06/14 12:37   >>

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我が息子を見て、可愛げが無いと感じるのは残酷なようだが、自閉症所以の問題でもある。

定型発達の母親ならば、子供のあやし方が異なるといっても良い。1年近くも親元で歩行や会話ができないのもその神経核を育成せんが為のものと考えられる。他の哺乳動物を見ても、殆どの種は生後暫くすると四本足でよたよたしながらでも歩き出し、最高一年もすると一人前に狩さえ始めて独り立ちするものだ。

人間は、終脳つまり大脳の膨張により、頭頂葉と前頭前野に神経回路が未成熟な侭誕生する。その2つの領域によって我々が生活するのに必要な愛着を始とする社会性が形成される。神経細けいて胞は生後8ヵ月まで猛烈に活動し、その後働かない神経細胞の死滅等も起き、急速にその働きが鈍くなってくる事が分っている。

その時にプルキンエ細胞が未成熟な自閉症児は働こうとする頭頂葉や前頭前野に対する小脳による制御が働かない為にそれらの領域に他の感覚野からの神経伝達が巧く行ったり行かなかったりする事になる。結果として、脳神経科学者がミラーニューロンと呼んでいる社会性対応神経核の回路生成が中途半端で二足歩行期を迎える事となる。これが自閉症の症状を生む主因であり、その社会性は60年の長い年月を経て、それでも半分位形成されると考えられたい。

この神経核への成長がなされず、学習段階で幼児期を迎えているのだから成長が遅いのも止むを得ない。私の場合は先にも書いたように正常なそれも大人との関わりが多く、色々と可愛がって頂いたのがその成長に巧く結び付いていたように考える。

自閉症児は学習中なのであって、その学習に適した環境を与える方が良いと考える。様々な無機質な用具を使って療育を指導しているようだが、あれでは学習も遅々として進まないのではなかろうか。やはり、社会性を身に付けるには長い人生を歩んできた人達の協力が必要なのではなかろうか。

高齢化社会を迎えるにあたり、そういう仕事を高齢者に任せてみてはどうだろうか。無論、その為には生涯教育として適切な人格であるか否かを判別する必要はあると考える。

現在の自閉症を取り巻く環境がITの普及も相俟って無機質なものになっているような気がする。それがその療育に大きな障害になっていると考える。

自閉症の子供を持つ親は可愛がられる環境を作るべきと考える。定義すればできるのが自閉症であるから成人になって心掛ける事はそういう事なのだろう。

しかし、自閉症者にとって皮肉にもそれが1番苦手なのだ。
その苦手に飛込むことを薦めたい。

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