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zoom RSS 米国経済を惨憺たる状況にした麻薬としてのマネー

<<   作成日時 : 2009/06/06 09:42   >>

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紙幣の束を見ると、我々の脳内にドーパミンが溢れると言う現象が起きる。これは空腹時に焼立てのステーキを見せられたのと同様の現象であるが、違うのは空腹時であるとかそういう条件が無視される点だ。詰り、幾ら巨額の富を持っていても、その脳内に起きる症状に変わりはなく、その甘い蜜の味を知れば知るほどドーパミンが増量すると言っても過言ではない。

詰り、この4千年の間に遺伝子に組入れられたものがマネーに対する回路に他ならない。

もし、その札束を手にした時、その量が自分の期待通りもしくはそれ以上である時には脳内麻薬であるエンドルフィンがその前頭前野に満ち、更にそれ以上の札束の欲望が湧いてくる。雅に、マネーの果す機能は麻薬と何等変わることは無い。

人々がギャンブルに熱狂するのはそのギャンブルに仕掛けられた勝者に対する報酬に対してこの神経機能が発揮されるからだ。しかし、ギャンブルの真の勝者はその仕組を作った胴元でありその参加者から最低でも寺銭が入り、時によれば仕組を作った本人もその競技に参加し、確率的に仕組を知り尽した胴元が勝つようにできているゲームから吸い上げている。

グローバル化したマーケットでヘッジファンドが時には大儲けをし、その大部分は淘汰された現象は今回の世界同時株安において、多く散見されている。ヘッジは言わば、保険と言う言葉で代替できるもので、その発生は旧く、江戸時代における米相場に対して為されたものが始まりのようだ。

米の価格はその需給バランスによって決まるのだが、それを左右するのはお天道様次第。詰り、前年に雪が沢山降り、その雪解け水が潤沢で田植えが順調にてきる基礎条件が定まるか。そして、折角田植えしたものが集中豪雨により、河川が氾濫して流されてしまったり根腐されしても凶作になる。又、真夏の日照時間の不足やその多過ぎも日照りとして凶作の原因となる。

供給される米がお天道さま次第なのだが、需要たる人の数はお天道様には関係無いので需給バランスが崩れるのは必然でもあった。昭和初期から始まった米の国家統制が実行されるまでは乱高下の連続でもあった。その供給責任を担う米問屋がリスクヘッジを考えるのは当然であり、それを担保する金融資本としての両替商及び札差があり、それらがヘッジの受け手となっている。これは激変する相場変動から身を守る為に生まれた商人の知恵でもあった。

そのヘッジをその主任務から外し、横道に逸れてマネーの魔力に誘われるまま運用したのが米国のヘッジファンド群であった。ファンドマネージャーに支給されるボーナスに目が眩み、米国経済を惨憺たる結果を齎した張本人が麻薬としてのマネーであった事は言うまでも無い。

この麻薬と戦う為に生まれたものが道徳であって、その発展したものが仏教でありキリスト教に代表される宗教だ。

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 押し紙も怪しい話し だが、麻生さんの「 豚インフルエンザ」の政府からのお知らせ もわざとらしくて怪しく感じてしまった。 怪 しく感じるお知らせに約3億円 というのもなんだかなぁ〜! 正確な金額は、2億8783万円だという。 約10,000人のアンケートであの政府の広報の印象を聞いている 「麻生首相の出演は良かった」21% 「麻生総理は出演しない方が良かった」79% 色々と週刊新潮もやってくれますね(笑 この問題は、 The Jornaleのニューススパイラル や j-cast でも伝えられてい... ...続きを見る
雑感
2009/06/06 21:45

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
Hbar流マネー論
面白く読みましたヨ
マネーは麻薬ですか
まぁそんなに大金を持つことは無いから、麻薬中毒になることはありませんけどね(笑)
風子
2009/06/06 15:47
風子ちゃんようこそ。
そんなに大金でなくて、千円札が道に落ちてたとしませんか。その千円札に目はどう反応し、頭の中をぐるぐると何が回るのだろう。麻薬に違いないと思うよ。
Hbar
2009/06/06 16:33

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