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zoom RSS 異国を見て、日本の歪みを考える

<<   作成日時 : 2009/08/15 16:07   >>

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8月30日投票に向けて、各党選挙公約をマスコミを通じて国民に流しているが、今1つピンと来る政策の無い貧困さに背筋が寒くなってくる。各党共に現在の状況から変化しなければならないのは福祉・財政・景気の3点に争点が絞られている。麻生総理に至っては「責任力」と訳の分らない事を言っている始末だ。

私自身、この5月1日から90日間ソウルで過して7月の末に帰国したのだが、実感として物価の高さに驚いている。元々日本人であるから、この物価高には慣れていたのだが韓国での物価から見れば遥かに高く、少々1人あたりの国民所得が高くとも生活のし易さはソウルでの方が大きくやりやすいと感じている。

韓国でなくとも、世界最大のGDPを誇る米国ですらもヒスパニックと呼ばれる人々が生活可能な物価水準であるので、日本の物価の高さは尋常で無いと言うより世界の非常識ですらある。

何故、これ程に同じ原価のはずの日用品が高いのかと言う問いに帰国後暫く頭を悩ませた。最初に頭に浮かんだのが規制の多さだ。日本においては役所の許認可を受けて初めて商行為に移れる訳で、その複雑さが物価を押上げていると言っても過言では無い。日本において先ず第一に物価を引下げる事こそ取組むべきであろう。

もし、食料品等の価格が大幅に下がれば、多くの庶民は生活にゆとりが出来て消費は大幅に伸びると考えられる。要するに食料品等の価格や家賃等が高い為に消費を増やしたくとも増やせない事情がある訳だ。貯蓄を取崩してと言う議論は盛んだが、少し窮乏した時に少々の蓄えでは飢死してしまうのが関の山と言う状況を物価高は生んでいる。

日本では全ての物価が高いのかと言えば、そうではない。100円ショップのダイソーは3ヶ月留守にしていた間も進化を続け、より安くより良い商品供給を行っている。ソウルにおいて千ウォンショップと異名を取っているダイソーは快進撃を続けている。しかし、韓国におけるダイソーは日本におけるダイソーよりも値段は高く品揃えもまだまだだ。

要するに商品提供ノウハウが日本国内でまだまだ開発中で発展途上にあり、そのノウハウが世界各国へは届いていないという事だ。ダイソーの場合、世界各国の安い労働力で生産した商品を1度仁川に陸揚げして、そこで区分けして世界各国の店舗へ供給している。詰りは、物流拠点が日本に無い所にその強みがあると言って良い。

こういう事情は国が国家戦略を等閑にし、旧態依然としたビジネスモデルに依存せざるを得ない現在の流通業の歪みも大きく価格に響いているのかも知れない。最も考えなければならないのは既得権益に利益が流れ、それが物価押上げの最大の要因となっている事だ。それが改善できない理由は、選挙に地盤・看板・鞄と言われ、その鞄作りに現在の社会インフラが関与している点ではなかろうか。

日本を世界と同様に暮らし易い国家とする第1は選挙制度の改善に他ならない。鞄を送らずに済む選挙制度の構築こそ既得権益への所得移転の構造を変化させる第1であろう。そこを議論せずに何を議論しても、空念仏に終ってしまうのが落ちだ。国民の選挙離れの原因がそこにある事を知らねばならない。

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