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zoom RSS 自閉症と言う概念の無かった時代の自閉症者達に対する考察

<<   作成日時 : 2009/09/08 10:41   >>

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自閉症が脳機能障害だと分ったのは20世紀も最終を向える頃であったろう。自閉症という定義付けがされたのも20世紀半ばに兵器の近代化に対応できない人々をカナーが精査して「自閉症モデル」を提起してからであった。最初は軍事目的で研究が始まったのだが、自閉症研究は独自の問題意識として研究され今に至っている。

近代兵器が登場するまで人々の労働は真似をすれば良く、人夫々に覚えの速遅はあるものの手で扱う道具の間はそれ程問題にされなかったのだろう。私も実は前職業務用食品卸売販売業の遂行の為に車を運転していたのだが、新車購入しても3日と経たずに車体を凹ましていた事実があり、現在は免許も更新せず運転しない。

寧ろ、我が日本では成功の条件として「運・鈍・根」が挙げられる位で、覚えの早い人は飽きっぽいとされて鈍い人に根気良く教えたようだ。殊に伝統工芸の職人等はそこそこ出切る迄に10年以上の歳月を擁し、その取扱う素材や道具の良否判断には一生涯掛けての修練を擁し、人間国宝となる人々はその道40年以上の兵ばかりだ。

我々も幼少時に「兎と亀」等の童話を聞き、休まず継続する事こそ大切と教えられてきている。鈍で根を持つ亀こそが自閉症者そのものであり、寧ろそういう性格をしている人をこそ昔の人々は大切にし育んできたのではなかろうか。20世紀に入り科学技術の進歩が現実の道具に採用されるに連れてその持つ鈍・根が通用しなくなったのだろう。

そういう訳で、20世紀の後半から自閉症研究が進み、注目された結果逆に特別視する事に拠る社会問題化が進捗したと言える。長い人類の歴史の中で単に鈍くて根気強い人々と言う意識の中で育まれた人々の多くは社会に対して大きく貢献する人々が多く出た。アインシュタインやビル・ゲイツがその代表格だ。

釈迦やキリストに止まらず、織田信長や今秋大河ドラマとして放映される「坂の上の雲」の主人公秋山兄弟も自閉症ではないかと疑われている。彼らは脳における制御機能が上手く働かない為に自らを制御する為に様々な思考をする結果を持ち、それらの思考の延長線上に世界を導く哲学を見出したと考えられる。

療育を考える時、米国流儀を真似するのも良いのだろうが我々の祖先がどう生きてきたかを振り返るのも大切だと考える。私は幸いにも療育を受けなかったので、何をしても小さい時から理詰で生きてきた。人権を大切に考えるのも良いのだが、困難に突当ると言う縁を経て、自身でその運命を切り開くべく対応するものだ。

療育の基本は前もって手をすける事では無く、寧ろ困難を与えてそれを乗越える力を自らの力で切開くものであるべきだ。脳機能不全が自閉症の本質であるから、自らを環境に適応すべく脳機能に自己生成原理が働き、自らを自立させるべく脳機能を改変している事を知らねばならない。真の療育はその為の環境を付与にある。

為されるべきでない下手な療育によって2次障害を起こしている現状を考える時、太古より続いている自閉症者との付合いを思い起して参考にするべきではないのか。科学はまだまだ未熟である事を知らねばならない。逆にその真実を知る為にこそ最先端の脳神経科学を学びそれに歴史的事実を照し合せる必要がある。

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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
そういえば、自閉症っていう言葉自体を私が知ったのも、ごくごく最近の事でもあります・・
そういう意味でもこれからの対策とか、対処が期待されてはきますね
すみません、上手く書けないで・・
風子
2009/09/08 21:25
風子ちゃんようこそ。
現状は対策がお門違いで2次障害を引起しているんだろうね。「運・鈍・根」と根気良く人を見る態度が必要なんだろうね。
Hbar
2009/09/08 23:31

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