四川大地震による芽生え

歴史は何時も必然へ動いている。
中国も例外では無い。
中国共産党は雪崩をうって変貌を遂げていると言えよう。
今回の胡錦濤訪日は10年前の江沢民訪日の際に言及した歴史教科書問題を思えば昔日の感が深い。
毛沢東の天安門等は遥か彼方だ。
中国共産党が変貌しているのは改革解放路線がその潮流を作ってしまったという事だ。
改革解放は現在の上海を創った。
それは世界一の街と言っても過言では無い都市だ。
1時は上海自治区だけで中国の総生産の過半を生出していた。
上海を特別区とする事で中国は確実にドリルに精を出したと言えよう。
そして、それは限られた形ではあったが、中国全体を押上げる事に役立った。
軍事予算を獲得する為には改革解放を進めねば何も出来ない。
江沢民主席は上海の資本化を政府の中に取込んだのが始まりだ。
今年、目立った所では官僚の汚職摘発だろう。
元々、中国は科挙という制度で王朝支配が長く続いていた。
科挙に受かりさえすれば官僚になれるというのが秦の始皇帝から続いた伝統であった。
そして、大抵その革命による政権交代の切欠が官僚汚職に不満を抱く地方の軍閥であった。
現在は軍閥は居ないが、ネット社会だ。
今回の四川大地震でも学校等の不正建築には多くの官僚が利権に手を染めているものと見られる。
ネット社会が官僚の汚職摘発を促し、一党独裁の延命に繋がっている。
又、今回の四川大地震では阪神大震災の如く中国一般民衆のボランティアの力が大きいと聞く。
人間は人が困っているのを助けたいという気持をもつもののようだ。
眼窩前頭皮質は人のSOSを敏感に感じ取り、感謝も感じ取る。
どうも偏桃体が興奮するのだろう。
偏桃体が興奮すれば、脳内にはドーパミンが溢れてやる気まんまんになるのが人間だ。
そこらの自立的精神が働くほどに中国一般人民も経済的に潤ってきた訳だ。
これは中国政府には良い現象だろうと考える。
無論、毛沢東の天安門へ逆戻りしたいなら話は別だが、潤いを知った北京政府の後戻りは考えられない。
そうすると、党の体質を透明でクリーンなものにしなければならない訳だ。
今回の四川大地震で手に入れた中国民族内での団結は日本や米国でも見られるものだ。
後は、良い方向にこの団結が向いていくよう指導部がリードしなければならない。


話は変るが現在の中国の地勢を持ったのは清王朝においてであった。
所で、新王朝自身は漢民族でなくてそれに同化するものであった。
中国の歴史は漢民族が他の民族を制圧し、それを追い出して漢民族の支配地に塗り替えるというものだった。
我が倭族に至っても四川の地を追われ、その一部が我が弥生人となっている。
そして、支配されるその地のもの達は漢民族に同化し中国の地勢が次第に広まったと言う経緯だ。
詰り、チベットやウィグル等少数民族云々はこれまで長い歴史で展開された絵図の延長線上に他ならない。
今回の四川大地震が真の中国の一体化を助けるかも知れない。
そして、日本が東京オリンピック後に経済発展をしていった如く経済発展に向かうのだろう。
世界の4分の1の人口が経済発展すれば、これは大きな流れになるに相違ない。
確実に米国の世界支配は終焉を迎えざるを得ない。
米国が生残るには例えば世界一の流通業であるウォルマートがその世界の4分の1を顧客とする他無い。
これから消費の拡大と共に資源の枯渇は避けられない。
日本はそこへ技術で貢献していくだろう。

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