何を学ぶか

知っておかなければならない事は自閉症者が生れてから死ぬまで学び続けているという事だ。
健常者はミラーニューロンによって直横の人がする事を真似て巧く生きている。何を覚えるにしても本を読んで覚えるよりもやった姿を見てその侭真似る事ができる。


自閉は真似をしろというのが苦痛になる。
それはその真似をする事を最小単位に切り分けて、その最小単位1つひとつに得心して初めて真似ができるからだ。余程、1から考えた方がやり良いという事になる。
一方で、小脳にコピーが無い為に最初に出会ったはずのお母さんの顔でさえ長期記憶にして覚える事情もある。全てのものと言って過言では無いが、生活していくのに必要なものは紙に書き声に出して繰返して覚えねばならない。詰り、自閉症者は時間を過しているだけで学んでいる事に他ならない。

孔子が学ぶの本質は気質の改善にあると言っているが、その気質の改善を常に行っている。
そういう自閉児に教える保護者は学ばねば教えようが無いと言って良いだろう。

自身の子供が自閉症と言われて悲嘆に暮れるのは止めねばならない。
小さな懸命に努力して色々と覚えていく我子を見て喜びを覚える事は多いと思う。
自身で懸命に覚えているのだ。
それを分ってあげる事が最大の学びかも知れない。

そして、その懸命な努力にどういう種を植えたら良いかという事も学んだ末にしか得られない。
現在の療育に1番欠けている点だ。
今、その場で不自由している事のみに目が行って、本当に必要な種に目が行かない。
目が行く為に、学ばねばならないし、それが自身のこれまで辿った人生を振返るいい切欠にもなるのではないか。
自閉児達は何も教えなくても確実に生活をする為に学んでいる。


それに何を植付けねばならないのか1番分って上げれる人がお母さんなのだ。
子供が一生懸命なのだから頑張らない訳にはいかない。


拾うべき種は自身の歩んできた道にきっと転がっているはずだ。

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