発達障害者と向き合って最も重視すべき事

自閉症の子供達は小脳に動作回路を記憶できず、長期記憶に頼らざるを得ないと前節で書いた。

その自閉児に対して最も分って上げないといけない事は何もしていないように見えて、想像を絶する溝を埋めようとする懸命な努力をしているという事だ。
少々問題があるからといって、その問題を無くす為に何かをするのはやめよう。

こちらからは何の力の添えようも無い。
自閉症者は自身に与えられた機能をフルに使って健常者との溝を埋めようとしていると理解しよう。
健常者が幾ら考えても自閉症者がやっている事は理解できる道理も無い。
現在の療育の姿を見ていると、健常者のルールに合わないものを弾き飛ばし、自閉者の努力を無視して無理やりに健常者のルールに近付けようとしているかに見える。


様々なブログで療育の話が出てくる。
その療育によって出来る事が出来たと言って喜んでいる。
たった1つの事でと皮肉を言いたくなる。
その出来るという姿を見せる為に子供達はどれだけの苦労をしているのか分っているのだろうか。
否、分りはしない。
自閉症児達はその1つの行為をする為に多くの動作回路を大脳に作り、作る必要の無い領域に大きくスペースを割いている事を分って上げよう。

自閉児達は自身の中に持っている種となるべき動作回路を増殖させて社会との適応を図ろうとしている。


それが実現した時、俺ルールが完成したという事に他ならない。

詰り、療育に必要な事はその手伝いをする事であって、それ以外の割込みは不要である事を知ろう。


しかし、我々一般社会において必要な事を覚えて貰はなければならない。
その為には、それを覚えれば社会にも通用し、社会に貢献する基礎となるものでなければならない。
その塊として囲碁と仏教哲学を推奨したい。


釈迦は「拘りを持つな」と仰った。
詰り、釈迦の真の教えは宗教ではないと考える。
そこらは間違えないように考えて頂きたいものだ。

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