千円安の日経平均は金融機関の学習能力の無さが災い

とうとう恐れていた事が起った。
中堅金融機関である大和生命が経営破綻した。

中川財務・金融相はこの破綻は特異例であると説明しているが、あの失われた10年において株価が下落によって金融機関の健全性が保てないと言う事は言い尽くされた事では無かったのか。

中川大臣がどう仰ろうと、日本の金融機関が持つ課せられた8%と言う基準が危うい水準である事は間違い無い。
このブログで再三に亘って金融機関に警告を発してきた。

防衛ラインを定めて、金融が全員で死守すれば如何なるギャングマネーが入ろうとも恐れる必要は無かったはずだ。
ギャングマネーは利益が上がらなければ直に引上げるものだ。
日本の株式市場ほどギャングマネーにとって美味しい所は無いだろう。

護送船団方式の意識が抜けない金融は格好の餌食になっている。
バブル崩壊において海外のギャングマネーの恐ろしさは身を持って知ったはずではないのか。
偶々、小泉改革で公的資金投入後にギャングマネーによって株価が上がり、金融は我世の春を謳歌している。
確かに、少々の改革は実行しているだろう。


少々では駄目なのだ。
公的資金注入後、株価が上がったのであれば、危機水域を想定し、死守ラインを守りぬかねばならない。
米国はあれ程の経済実態で1番下げが少ない。
それは金融を経営する者の心構えが違っているからだと考える。


株価が下がれば、資本を痛めつけるので金融が買い下がっているのだと考える。
逆に言えば、それだけ大暴落の危険性を孕んでいると言えるのだが。


それにしても、現在の日本企業の健全さから言えば金融の買い下がりの無さには無能としか言えない。
紀元2千年を迎える前に山一・長銀・興銀・拓銀の破綻を経験して必死の想いをしたのを小泉改革で上がった株価で公的資金を返済できたのを実力と思っていたのだろうかと思うと、国民として憤懣やる方無い。


今回、財務・金融が中川大臣で兼務され、旧大蔵省が復活するかのような感がある。
改革を後戻りするから今回の事態になる。


金融よ良い加減に目を覚ませ。
さもなくば、日本は金融と行政で滅ぼされる。
日本以外の国であったなら、あの以前の円高で潰されていたと考える。
あの円高を支えた製造業の苦労を無にするな。


これが最後の警告となる。


改革はこれからが本番と心得よ。

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