今朝の下げに続く明日のNY市場が怖い

昨夜のNY市場は弱含みで始まった。

NY市場は弱含んでも、結構買気が支えて,値下がりしないものだ。
昨日は、弱含みで始まり、例によって9千3百ドル近くまで上がり,その後9千ドル迄値を下げた。
下がったものを又ジシジリと9千3百ドル付近まで値を戻したと思った途端、引けに掛けて急落している。


こういう下げが1番怖い。
引け前に下がると言うのは大量の投げが出ていて、ストップ安で値段だけ付いて売買できていないものが多い事を意味する。
詰り、翌日に売りが持ち越されていると言う事だ。

それで無くとも米国の景気地合は悪い。
何しろ米国産業界を代表するGMが6兆円を超える債務超過に耐え切れず破綻するとさえ噂されている始末だ。
もし、破綻すればその雇用する失業者のみならず、自動車業界が抱える裾野の拾い産業界全体に影響を及ぼす。
政治的救済を米国から働きかけてくるかも知れないと、巷では噂されているが、救済合併した会社の株価暴落になりかねず、日本の自動車メーカーも汲々としているのが現状のようだ。

GMに留まらず、フォードやクライスラーも件並、経営危機に陥っている。
他の製造業も同様に不振を続けているメーカーも多く、今朝の下げでも建設機械大手のキャタピラーが安い。


今回のバブル崩壊が無くとも米国経済は危機に瀕しており,株価の強い訳が分らない。
世界恐慌の兆しは、この金融危機以前からあった事になる。


今朝のNYダウの引け前にかけての急落は、売り圧力がやっと買い圧力を大幅に上回ったと見て良いだろう。
今夜の取引開始が怖い。

この記事へのコメント

2008年10月22日 11:43
こんにちは~。株式市場は、金融状況、会社の内部などあらゆることをみつめてるのですね。
GM、フォードといいますと、世界の王者であったはずです。きわめてまずいようですね。
今にはじまったことでないこと、かつ、いろんなエレメントが複合して悪いUSAの状況であることを、当ブログで知ることができます。
2008年10月22日 12:00
さとし君ようこそ。
米国は大変な状況になっています。中国も輪を掛けた事になっていなければ良いのですがね。それにしても急落して終わると言うのは怖いね。

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