麻生総理は禁断の尾を踏んでしまったのか

昨日の所信表明演説で麻生総理は官僚のシナリオ通り小泉構造改革からの方向転換を明言した。
政治家であれば言うはずの無い、方向転換である。

官僚にとって、小泉元総理は就任直後から道路特定財源の一般財源化及び郵政民営化を叫ぶ総理を天敵の如く忌み嫌っていた。
そうして、官僚ご用達の学者に小泉構造改革の弊害を国民に向けて説かしていた。
今、噴出している社会保険庁、後期高齢者、介護保険、派遣問題等は小泉改革時には明らかになっていなかった。
悉くは官僚が法律案を作り、小泉内閣において立法したものばかりだ。

見た目には当時の最高責任者である小泉元総理に責任があるかのように見える。
現実は官僚が法律案を提出したのをそれを検証できない政治家がめくら判を押したのみだ。
民主党は自民党の非を論うに小泉批判が分り易く採用しているに過ぎない。

よりによって、麻生総理は方向転換を言質した。
それを聞いて、小泉元首相は議場で苦笑したと報道は伝える。

賽は投げられたりとしか言いようが無い。
昨年末、小泉構造改革を堅持する会合を小泉元総理が呼掛けて立ち上げたばかりだ。
年が明けて、渡辺前行革相が自民党を離党した。

小泉元総理はそれに雷同する事等せず、未だ次期衆議院選挙において1院制等の公約するように政府に提言をしている。
ようするに、踏み付けられても自民党員として最後まで総裁を支えると言う態度を示した。
それを方向転換するという訳だ。

シーザーがルビコン川を渡る直前のようなものだ。
態々、味方と頼まねばならない小泉元総理を敵に廻す発言をしたという事だ。

当然、水面下ではこういう事態を予見して色々と工作は練っている事と思う。
小泉純一郎元総理には飯島元秘書官と言う盟友も居る。


麻生総理が敵にしても良いと言う宣言をしたのだから、敵にならざるを得ない。
小泉元首相からすれば小泉構造改革路線には信念をもっているから、昨年末の結集となっている。
政治の空気を読むに当っては小泉元総理の右に出るものは居ない。


時至り、期熟すのは何時か。
実がなってポタリと落ちるのを待っている。


これからの政局に目が離せない。

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