郵政民営化事業の本質

お友達内閣の1人であった鳩山前総務省は去った。

元々が組閣事態がお友達内閣になると言うこと事態が間違っている。安倍内閣でも実証済みのように、血税を使う日本国全体の前頭前野であると言う認識が欠けているからこういう事態を招いたと言っても過言ではない。政治のコスト意識の問題と言って過言では無いだろう。

私は郵政民営化はしなけばならない事業と考える。小泉元総理が言うのとは少し意味合いが異なるのは簡保の宿売却問題について否定的とだけ申上げる。公社時代に民間に売却したものが、民間であれば儲けが出て公社が運営すれば大幅な赤字が出る事自体に問題山積の所以があり、この体質を変える事こそ民営化における最大眼目とすべきではないか。

この問題を体質改善しない限り、郵便会社の収益事業であるはずの小包部門でヤマト運輸と佐川急便に大きく水を開けられ、競争しようとすれば赤字部門に転落し兼ねないと言う事だ。この問題は規制でがんじがらめの状態からビジネスモデルをコツコツ作り上げたヤマト運輸と東京佐川急便事件で倒産の危機を乗越えてきた民間企業が親方日の丸事業に対して収益性で大きく水を開けている好例でもある。

掛けるべき所に手を入れ、十分なサービスを実現した上でコスト削減に取組んだ証でもある。居住地の近くに簡保の宿があるが、民営化が決まった時点からやった事は目玉となる露天風呂への投資と、様々なサービスの民間委託であったように見える。その結果出てきた事は、折角の差別化の為に行った投資が無駄になりサービスの低下に繋がっている。

お客さまあってのサービスと言う姿勢が無い状態に現在の簡保の宿問題の本質があるように考える。この問題に真剣に取組まない限り、郵政事業そのもの全体が消えて無くなる可能性が否定できない。公務員的親方日の丸式発想では無くなっても不思議ではない。

民営化から30年近く経つ旧国鉄も同じ路線では民間より料金が高く、あの福知山線の事故さえ引起している。NTTドコモはそこそこ収益を上げているようだが、これも国際競争の波に飲込まれそうになっている。その親会社である東西NTTも時代に迎合したビジネス組織であるのに苦戦している。

何が言いたいのかと言えば、官僚的発想が全てを駄目にさせ、このまま行けば日本政府のあり方自体が問われていると言う現実がある。官僚の口から出てくる言葉に「地域の住民の力」がある。詰り、官の手を汚さずにお前達でやれと言う訳だ。この延長線上にあるのは役所が要らなくなると言う現実がある。地域の力がネットワークを持ち、夫々の共助で全てが実現するとすれば警察・自衛隊以外は要らないと言う現実がある事は全く分っていない。

郵政民営化の本質は官僚の体質改善にある。


現在の日本には高コストの政府の重圧が嫌が応でも高まっている事の象徴が郵政である事を忘れてはならない。

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