日韓民族に横たわる歴史認識(2)

日韓の歴史問題として避けられない問題として、日露戦争がある。倒幕を果した長州・薩摩両藩共に西欧諸国との直接戦争で散々な目に逢っているが、李王朝は江華島に攻め込んできたフランス軍やアメリカ軍を撃退しているのを見ても、それまでの李王朝の実力は伺う事ができる。

しかし、(1)で示したように賄賂政治によって中央政界は腐敗し、地方にもそれが及んだ為に東学党の乱に代表される農民蜂起を呼び起こして、李王朝の衰退と繋がった。もう1つは文字がハングル表記の為、西欧文明の取入れが日本のように進まなかったと言えよう。そういう事由が重なり合って日本と李王朝の国力の差は覆い難くなったと考えられる。

次に、日露戦争の開戦はロシアの南下領土拡大に危機感を抱いた日本がロシアに食って掛かって戦端が開いたのは言うまでもない。その国境近くまでその勢力を伸ばしてきたロシアに対し、隣国日本に応援を頼んででも、戦線を開かねばならなかったのは李王朝の立場のはずであった。ロシアは満州の足場となる軍事拠点の要塞化を進め、念願の不凍港である朝鮮半島をもその勢力化に置こうとするのは明白であった。

日本が日露戦争に負けて、朝鮮半島がロシア領となった時の事態を考えれば良く分る。グルジア紛争でも分るようにロシアは自領土を如何なる経費を注ぎ込んででも手放さない性格を持っている事を理解すれば、現在でも大統領はメドベージュであり首相はプーチンであって、現在の大韓民国及び北朝鮮人民共和国は存在すらしなかった可能性すら否定できない。

一方、日本も独力では国家運営が適わず、当時同盟関係にあった英国、そしてそれから勢力を太平洋に伸ばしてきた米国の2カ国の保護下での存在となり、対中戦争や太平洋戦争など及びもつかなかった状態に落込んでいたものと考えられる。
上記の考察から、日本と韓国に横たわる歴史問題はどちらかと言えば朝鮮半島の方に責任があるのではないかと考える。李王朝を良き時代と宣伝する韓国政府のあり方も韓国の経済発展を待って、変わりつつあるように見える。


これからの世界史を作る為にも日本と韓国は互いに手を取り合い、共に発展していかなければならない。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

2009年06月27日 15:06
この歴史の事とは関係ないかも知れませんが、
竹島問題とかも云々されてましたね
私はどうしても日本ひいきになってしまいますが・・
諸般の問題はあれこれあるにせよ両国が歩みよって行くことはこれからの大きな課題でもありますね・・
2009年06月27日 16:16
風子ちゃんようこそ。
関係改善の為に大阪へ足をのばして、一役買って下さいね。

この記事へのトラックバック

  • 青木 理

    Excerpt: 青木理氏の講演内容が、***機関紙(レコンキスタ)に載せられていた。 ..... Weblog: 呑ん兵衛 racked: 2009-06-27 11:11