分かった事の実生活への汎用性

1番の問題点はこれまで述べた囲碁の効用を知っている人が少ない点にある。故に自閉症者に囲碁を薦める人は居ないし、囲碁そのものを知らない人はそれを説明されても、その効用を疑問視する所か否定してしまう支援者が居ると言う事実だろう。彼らが何かしたいという欲求を持たない所以に、自閉症者は薦めれば必ず実践する。それを継続させる環境が大切だと言う事だ。

先ずは支援者や保護者が共に覚え、もし可能ならば健常児も覚える環境を整える事が大切だ。大勢の仲間が居て、その中で切磋琢磨する環境があればゲームとしての面白さに引込まれて行き、、次第にその持つものに目覚めるだろう。

次に大切な事は、指導者の育成だ。囲碁が幾ら強くなっても実生活に応用できなければ何にもならすず害さえ出てくる。偶々、私の場合は自分探しであるとか自営業をしていたので、実生活に活かせるテンプレートの必要性に迫られていたが故に、様々な概念を抽象化して自営業に必要な戦略・戦術に応用して行った経緯がある。

そういう幾多の偶然が積重なり、この還暦を迎える年になってこのような概念の獲得に成功している。囲碁は面白く、逆にその面白さだけにのめり込めば、他に何もしなくとも人生を過せる程のものでもある。故に訓練された支援者次第で、その実生活への応用が担保されると考える。支援者の現実を考えれば、そういう具体的なツールを持たず試行錯誤を繰返している姿が現状であろうと考える。応用行動分析を行う事事態、試行錯誤と言う他無く、囲碁を通じた支援をじっこうすれば、その支援効果は幅広いものとなるだろう。

囲碁を通じて説明できれば、真に獲得していかなければならない人生に必要なツールは簡単に入手させ得ると考える。学びの意味にしても、様々な職業が持つ特性にしても説明がし易く、支援者は現在の苦労から解放されるだろう。しかし、自閉症に変りは無く、人間関係に対する応用は中々困難だと言わざるを得ない。只、自閉症者が現在置かれている様々な問題を理解に苦しむ事は少なくなると考える。囲碁を取入れる事で自閉症の生き難さは大幅に改善されるだろう。

その為には支援者の訓練が欠かせず、その訓練された支援者の下で学べば、自閉症者は逆に大きな未使用の仮想メモリを持っている為、それを生かす為の支援が行われるようになり、社会的生産性は大幅に向上するだろう。先ずは、支援者のあり方から変えていかねばならないと考える。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 2

驚いた
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

2009年07月18日 14:40
Hbarさんが言われるように、自閉症の方々へ囲碁の普及が進めばいいですね
これは以前にもコメに書いたかもしれませんが自閉症のピアニストの方もいらっしゃいます
ただ、この方は絶対音感がお有りな方だったから可能だったのですが
囲碁の場合は特別な才能は多分要しないと思いますから、良き指導者が増えて、囲碁を広めていければ、理想的ですね・・
2009年07月18日 15:03
風子ちゃんようこそ。
そう言ってくれるのは風子ちゃんだけだよ。

この記事へのトラックバック