金正日を韓半島の恥と断じる朝鮮日報

恥と断じた最大の要点は今回のクリントン訪朝における金正日の上機嫌にたいするクリントンの冷めた対照的な表情にあるようだ。人質を取り、元大統領を呼付け、それによって人質解放を行った行為について米国人優遇を非難している訳だ。

実は韓国でも最近、漁船を拿捕されその乗組員が収監されていて、その解放要求が無視され帰って来ない事情が背景にある。同様の事態が反対に北朝鮮漁船が領海侵犯を犯して拿捕した事例では韓国政府は早期解放をしているのに、北朝鮮政府は韓国漁船員の解放に応じず同じ韓半島人として米国優遇が許せないようだ。

現在の韓国における経済苦境の最大原因は金大中・盧武鉉2代に亘る太陽政策に原因があるのは紛れも無い事実だ。同じ韓半島の同胞が苦境に見舞われているのに対して、金正日は私腹を肥やしたのみに使われたのだから貴重な税金をドブに捨てたようなものだ。そのせいで路上には乞食や露天商が溢れウォンはドルに対して大きく値下がりして庶民生活を圧迫している。

一方、今回クリントン元大統領の訪朝は韓国側からみれば、金正日が考えた苦肉の策と言う事だ。金日成がカーター元大統領を呼寄せ、2国間協議に持込大幅な譲歩を勝取った事は良く知られている。最近の瀬戸際外交はその延長線上にあり、当時と同様の成果を目論み行っていたに違いない。

同じ柳の下に泥鰌は居ないと言う事だ。国交の無い北朝鮮に元大統領と現職の国務長官が出向かせ、大きな外交成果の美酒に酔った金正日も流石に幾ら脅してもこれ以上の美酒は出て来ないと臍を固めてクリントンの招請に踏切り、6ヵ国協議への復帰への道筋を「元大統領の招請」と言う錦の御旗を手に入れる為であろう。

しかし、カーター元大統領を招聘時点とは国際情勢が大幅に異なり、北朝鮮に残された選択肢は核放棄しか残されていない。最大の保有国である米国がオバマ大統領によって非核に向けた取組を開始しているのに北朝鮮が核を持つ事は許される筈も無い。その上、唯一の宗主国である中国に対してはその議長国の面目を潰し6ヵ国協議離脱をしているのは動かし難い事実だ。その影響で軍のみならず政府中枢にまで配給できなくなっている。

一般に至っては配給が支給されない為、非合法だが売り食いが暗黙の了解の下で行われている為、中央集権共産主義政権の崩壊一歩手前にまで追込まれている。近年では政府の持つ農場で働かず、自主開墾した畑で働き売り食いする材料ばかりを作っている為、公の農場は荒れ放題となって人民軍兵士が鍬鍬を持つ姿も見慣れたものとなっている。

体制崩壊を恐れる金正日が韓半島の同僚を見殺しにし、米国人を別扱いにする背景がある。そういう金正日を韓国市民社会は韓半島で同じ民族として最も恥としているようだ。好い加減に独り善がりは止め、現実路線に戻らなければ金王朝は消え去るのみだろう。

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