自閉症療育に付いての考察を書き終えて

書き始めには書く積りの無かった研究の立場批判を多く書いてしまった事に驚いている。分っている事は、脳が必要性に応じて自身の回路を書換え環境に適応している事だ。それは環境変化のみが必要であり、様々な施術は大きな環境要因の中にある1つにしか過ぎず、その統合的成長にとって害あって益が無いと考える。

施術を適用しその環境に押し込む研究者の努力に期待する記述が増えたのは仕方が無い。支援者達は研究者が提起するドグマに縛られてその持つ役割を担っているに過ぎず、過酷かも知れないがその罪は研究者に帰する。研究者はそれを踏まえて自閉症者が持つ環境に対する細やかなる分析と配慮手法の研鑚に努力されたい。

自閉症療育に対する脳神経科学が明かにしなければならない事は既に出尽くしている感がある。色々計算論・染色体異常等研究範囲は広がっているように見えるが、神経細胞の可塑性を考えると左程に重要だとは思えない。自閉症の本質は神経細胞の制御不能によって起り、多くの領域でそれが起きる為に目が眩んでいるのでは無いか。

我々の目指すべき標的は自閉症者が如何に人間として社会に資する存在となるかを実現する所にある。役立ちさえすれば、生計に支障は無くなりその保護者も居なくなった時に対して抱いている不安を解消できると考える。昔は鈍であり根を持ってこそ成功者への条件とまで言われたのだが、それに対して評価が必要だ。

この自閉症療育を考える事を通じてこそ教育基本法の第2条で謳われている「人格」と言う抽象名詞が具象化して見えるような気がする。教育改革の本質は自閉症療育に対する手法を積上げて見えるものの中に燦然と輝いているように見える。自閉症は脳神経科学にとって1つの切口であり、自閉症療育は教育全体を考える切口に他ならない。

我々人類は糞袋であると同時に真人でもある。これが人格形成の最終ゴールであるはずなのだが、それ以外の装飾物のみを身に付ける事のみを教育目標としている所に療育の陥る坩堝がある。メモリ不足の自閉症者こそ装飾品から程遠い。自閉症研究は人類にとって目指すべきゴールを提示してくれるかも知れない。

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この記事へのコメント

2009年09月11日 20:38
お疲れ様というのもおかしいですが、
ご自信の体験などを通しての事ですから・・
こうやって文章にまとめることでより確率した思いになっていくことでしょうね
私なんかには難し過ぎて・・下手なコメくらいしか書けませんが何はともあれ、よかったんではないでしょうか・・
今後の自閉症社会でのプラスになればいいですよね・・
2009年09月11日 22:34
風子ちゃんようこそ。
何を言っているのか分らないよ。厳しいかもしれないけど何をどういう目的で誰を対象に位は考えなければね。
2009年09月11日 22:35
風子ちゃんようこそ。
何を言っているのか分らないよ。厳しいかもしれないけど何をどういう目的で誰を対象に位は考えなければね。
2009年09月11日 22:38
風子ちゃんようこそ。
何を言っているのか分らないよ。厳しいかもしれないけど何をどういう目的で誰を対象に位は考えなければね。

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