やはり幹事長小沢一郎は重い

先の参議院に続いて今回の衆議院選挙での民主党躍進に果した政治家小沢一郎の働きは大きい。自陣を固め、敵を自ずから崩壊に持っていった姿は流石である。それに引換え鳩山総理はまだまだ足が地に付いていない観すらある。当ブログでも鳩山総理の身の処し方については多く苦言を呈しているが、それ見たかの展開だ。

それを民主党に対して引締めを図っている存在が小沢一郎であり、その存在感はますます突出している観が否めない。今回の行政刷新会議による事業仕訳グループから新人議員を外したのも万全の体制維持には当然の事と言わねばならない。幾らキャリアがあっても政治家としての下積みがなければ、何処で足を掬われる事に成りかねない。

今日の鳩山総理に対して返答に時間を掛けすぎるという指摘も考えてみれば当然だ。長く答弁すればリップサービスが過ぎて、言わずもがなの答える必要のない事まで誠実に言い過ぎる。政治家の誠実は良いのだが、聖人君子でも無い限りポロっと失言に繋がる恐れがあるのだ。小沢一郎はここ一番でしかものを言わない理由がそこにある。

そもそも鳩山総理は就任直後の外遊には行くべきでは無かった。官邸に篭り、国家戦略の道筋を立てる事を優先すべきだったのだ。孫子の兵法に敵を知り己をしらば百戦戦って危うからずと言うのがあるが、先ず敵を知るより己の確立こそ急務であり、臨時国会は十分に策を練り、もっと早い時期に開いておくべきであった。

先にすべきを後回しにした故に、要らぬ誤解を招き折角の外遊が大きな無駄となっている現実は大きい。閣内不一致の責任は偏に総理のリーダーシップの無さが原因であり、真っ先に手を付けねばならない内政問題を後回しにした付けと言わねばならない。答えが長すぎるとの指摘は全てに浮き足立っているを一言で表現している。

誠に小沢幹事長の重さは尋常で無く、重さにしてその半分にも満たないが次点に来るのは小泉元総理位のものだろう。後の政治家は全て小粒で、誠の信念を持合せていないと判じる。小沢一郎の半分でも安倍・福田・麻生の三人が持っていれば自民党も大敗はおろか、過半数を維持できたと信じるが消し粒のように小さいのではどうしようも無い。

5年も長期政権を続けた小泉元総理に下支えと言うのは無理な話だ。やっと解放されたと言うのが実感だろう。小沢一郎がじっと耐えて、ここ一番で合いの手を入れている内は民主党の政権は揺らがないだろう。持病の心臓病が悪化しない内に民主党政治家は小沢一郎の政治家としての姿を学んで欲しい。

もし、2期8年政権を担当できたならば、日本の政治システムそのものが変ってしまうかと期待する。4年では心許無く、自民党にひっくり返れば元の木阿弥にならりかねない。8年制度設計をしてしまえば、真の議会制民主主義に変ると信じる。民主党も長期政権になれば様々な癒着が生まれ、政権交代の火種を抱えるはずだ。

何れにしても重き政治家小沢一郎が元気な内に民主党幹部は言われない姿を実現する事だ。


そうしてこその真の民主主義が定着すると言うものだ。

この記事へのコメント

2009年10月31日 09:23
小沢さんって貫禄ありますよね
漕ぎ出したばかりの民主党丸・・
沈没はないでしょうが、大波、小波にまだまだ翻弄されそうですものね・・

2009年10月31日 16:09
風子ちゃんようこそ。
取仕切るのは小沢さんしか居ないね。後は、腰が据わってないと言うかどうにもならないからね。
udonenogure
2009年11月01日 20:58
こんばんは

小沢氏を嫌っている人間は、嫌いなのではなく怖いのでしょうね。
怖がっている人間は、原理原則を無視というか、「少々くらいはいいだろう」と勝手に解釈をする連中らが多いのかも。

最近の新聞の論調は、「小沢ルール」とわめきたてていますが、よく読むとかなり、つぼをはずした内容で笑えますね。

今の民主党に小沢氏のような重石がなかったら、すぐつぶれてしまうかも(笑
2009年11月02日 10:42
udonenogureさんようこそ。
人はステージに立ってこそ真の学びが出来、己の真を知る事ができるのだろうと思います。小沢さん程、自分で様々なステージに挑戦してきた人は少ないと感じています。そこらをマスコミの軽薄な論評に世人が迷わされているのは残念です。

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