官僚を働かせよ

この2日間程、亀井大臣の徳政令を推奨するような論調を採ったが、これには前提条件がある。我々人間は様々な動作をする時に意識を働かせてやっているようだが、実は殆どの意思決定を無意識下で行って殆どの動作はその行為のみを頭に浮かべてやっているに過ぎない。

例えば、道ですれ違った知人と挨拶をするとしよう。意識化に上る表現は例えば「おはよう御座います」と言う言葉のみで、その挨拶に付随してくる相手の表情の確認等諸々の条件は無意識下で決定されている。政治における官僚と政治家の関係はこの人間における行動選択決定プロセスと似ているように思われる。

政治家が政治決断をすると、それに付随する諸々の事象は官僚が事務的に行う事によって実現する姿が行政のあるべき姿であろう。無意識下の意思決定システムの能力が表層の意思決定能力を上回った姿が自民党政権における官僚主導政治であったような気がする。

政治家はステーツメントを発信しなければならない。それが非常識とも思える「二酸化炭素排出量25%削減」や「平成の徳政令」であってもいい訳だ。日本には上質な官僚組織があるのだが、政治家がステーツメントを発しないが為にその機能が働いてはいけない方向に向いたと言えよう。

これは現代の若者の姿に相似していて、選択肢は多くあるにも関らず決定能力に欠け事如くを誤っている姿に似ている。若者の場合は教育が悪い訳で、真に教えねば成らない志を持つ事を教えていないに過ぎない。政治家も若者も能力はあっても肝心の志が喪失している故の不祥事と言えよう。

徳政令や温暖化ガス25%削減のステートメントを実現するには官僚制度をフル活用すれば良いだけの事だ。自民党政権は出来る事を出来ないと思い込み、ステーツメントを発してこなかった故の失敗であった。産業構造の転換と言う命題を与えて官僚に獅子奮迅の働きをして貰えば良いだけの事だ。

心配せずとも日本の官僚は不可能と思える命題をこなすであろうと考える。

人間の機能においてこの官僚制度が出来上がるのが生後10ヶ月だと考える。健常者はその能力をフルに活用して様々な課題を粗無意識にこなしていく。この機能がその時までに発達不全を起している存在が自閉症にほかならない。その発達不全は個人差があり、無意識動作が難しい理由がそこにある。

この官僚制度にあたるものがミラーニューロンと一般に言われているものだが、このブログでは社会神経核と呼びたい。何故、違いが出てくるのかと言えば10ヶ月を境にしてニューロンの働きが大幅に異なり、以前と以降の発達に大きな影響があるからだ。そういう理解をすれば自閉症がよく分ると考える。

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この記事へのコメント

2009年10月04日 10:01
徳政令の事はよく解りませんが、
亀井大臣の暴走する言論に批判の声も多々おこってはきてますね・・
政治家も官僚さんも、私利私欲ではなく国民の為に全力を尽くしていただきましたら、我々庶民にはありがたいのですが・・
2009年10月04日 11:20
風子ちゃんようこそ。
クロクマ君は自営業と言う事なんだけど徳政令に関心ないと言う事は巧く回っているんだね。この厳しい時代にあって旦那に感謝しなきゃあね。

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