デフレ脱却は不可能、ソフトランディングへ舵を切れ

世間はデフレ、デフレと大騒ぎしているが、デフレ現象は当然の経済現象であることを自覚せねばならない。元々経済活動自体が1部の既得権益者にのみ都合よく動く道理は無いのだ。「諸行無常の響きあり、盛者必衰の理を顕す」と言うのが人間社会の常であるという真理に目を背けてはならない。

日本はこの数十年貿易黒字を溜め込め続け、世界通貨のドルに対して円は上昇を続けている。元々、1ドル360円の為替レートで貿易をしていたものが1ドル90円で取引されている。輸入物価は実質ドル換算で4分の1になっているのだが、実質は日本が貿易黒字を続けている間にハイパーインフレに見舞われた国は数多い。

実質的に日本は世界から1ドル360円の時代から見れば、相当に安く購入している事になる。所が、その間日本の消費者物価は十倍以上に上がり、人件費はそれ以上に上昇している。詰り、萎むべき状態を無理をして人為的に膨らませている状態が日本経済の現状である事を知れば、デフレは当然の帰結と言わねばならない。

人為的に膨らませたものが、その膨らみに耐えかねて少しずつその膨らみを縮めている経済現象がデフレと言う症状に見えているだけなのだ。政府がこれに手を拱けば、既得権益層の既得権益のみ維持された侭、経済的弱者の所にしわ寄せがくるのは当然だ。これが現在日本に貧困が増加している最大の原因に他ならない。

インフレターゲットと言う言葉を良く聞くが、人為的にインフレを起す程怖いものは無い。寧ろ、水は引力に引張られて高きより低きに流れるのと同じ現象である、経済の収縮は止めれる道理は無い事を知らねばならない。これ迄無理して膨らませてきたものが縮むのは自然現象として受入れ、政府はソフトランディングを心掛けねばならない。

ソフトランディングに失敗すれば社会が破綻してしまう。それは米国の望む所なのかも知れないが、日本社会にとってはコスト負担が掛りすぎる事を知らねばならない。更なる理想国家実現の為には、政府は戦略的経済運営をして全ての国民が大きな幸せに包まれる姿の実現に邁進して欲しいものだ。


政権与党である民主党は驕りを捨て、真の国家戦略を構築して欲しいものだ。

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