NHK大河ドラマ「篤姫(父の願い)」

女の世界は男には想像も出来ないものだ。

英姫の劣等感は顎の赤痣であったようだ。
これも篤姫の「いざ、出陣じゃ」という掛声で4日に亘る対面への意気込みから分った。
後々、英姫との和解の予感を感じさせる一幕でもあつた。

そうこうしている間に父忠剛の好きな白薩摩に見入る姿は死への予感であったのだろうか。
それにしても江戸屋敷での女の世界は息苦しい。


しかし、その中で実の男親の想いと言うのは特別のもののようだ。
このドラマの第1回で郷士に対する対応を巡って謹慎していたのは記憶に新しい。
自身の信念を貫き、その咎を甘んじて受けた男の娘に対する想いは華でもある。

時代の荒波はその父娘の想いには関係なく進んで行く。
とうとう家祥が13代将軍となり、ペリーが浦賀にやって来た。
江戸市中は蜂の巣を突いたような騒ぎとなり、江守徹扮する徳川斉昭の攘夷が喧しい。
お陰で斉彬の江戸出仕も2ヶ月早まり、斉彬との対面が適う。


率直に御台所の件を切出し、聞く。
斉彬にして「事実じゃ」と言わしめた英姫の「誰も信じておらぬ」という言葉に象徴される御台所への道の険しさは想像を絶するものと改めて実感する。
斉彬の「わしを信じよ」と言う言葉に任せねばならない篤姫は斉彬が見込んだ程だ。

「何が好きじゃ」と問う斉彬に「四書で御座います」と言った於一にその可能性を見出した斉彬も流石であるし、四書に培われた志を貫くという態度で逆境に立向う姿は健気だ。

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