テーマ:健康

第10章 遺伝が全てではない

内気な性質は、より興奮しやすい偏桃体の神経伝達パターンを遺伝的に受継ぎ、抑制になる。 うつ病のような疾患にみられる気質の形成には心理学的要因よりも生物的要因が大きい。 遺伝化学の進歩は気質や習性の発現におけるDNAの働きを明確にし、神経科学の発達は神経回路の不全に起因する精神疾患を明らかにし、脳内化学物質の乱れで過敏から反社会的人格…
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第9章 心の行間を読む能力

アスペルガー症候群の人は飛び交う言葉に戸惑い、視線や微笑のやり取りに対応できず、あてこすりや二重の意味を持つ言葉の意図を読めず、当然「はったり」や「フェイント」も通じない。 会話は用件を処理する為にしか使われず、他人の目を見て感情を読む能力、共感能力、親密な友情を結ぶ能力等は低く、物理的因果関係を理解する力や複雑な情報を体系化する能力…
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第8章 ナルシスト、マキアベリ主義者、反社会的人格障害者

人間は共感を意識的に封印し他者の苦痛に耳目を塞ぐ能力を備えている。 常時、他人の感情を意に介さない人を心理学者は3悪(ナルシシスト、マキアベリ主義者、反社会的人格障害者)と呼び、3タイプ共に、程度の差こそあれ、巧に隠蔽された忌むべき本質(社会的悪意・自己中心性と攻撃性の二面性・情動面の冷酷さ)を併せ持つ。 自分優先の動機が賛美され、…
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第7章 「汝」と「それ」

「我-それ」という関係は達成動機的に構築され、親和動機的繋がりと異なり心は繋がらない。 複数の用件を掛持ちするのが当り前の現代社会において、様々な用件に気を取られて、本来親和動機であるはずの会話が「我-それ」モードになってしまい勝ちになる。 怖いね。 やはり二兎追うものはを再認識しなければ。 「我-汝」の関係 「我-汝」の関係…
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第六章 社会的知性

最高レベルの社会的知性は冷静さを保って相手の挑発に乗らず、反対に相手を友好的気分に引込み、相手との間にある敵対的空気を前向きに変える力を持つ。 社会的知性には、例えば泣いている幼児を見たら無意識に手を添え落着かせるような「非認知的」能力の存在を無視しては理解し得ないものがある。 社会的知性は社会的意識(他人について何を感じ取れるか)…
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第五章 キスの神経解剖学

キスという行為ほど、脳と脳の結び付を我々に想い起させるものは無い。 見るだけで相手の感情を共感できるのだが、それをもう1つ一体感を増したいとお互いが感じあい、それを共感した時「裏の回路」が働き、唇と唇を重ねる。 目には、受止めた情報を脳の中での共感に関る中心部分である眼窩前頭皮質に直接投射する神経もある。 目と目を見詰合った時、雅…
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第四章 思いやりは人間の本性

人間の脳は自身の関心事に集中して働くようである。 現代社会は様々な事象が目まぐるしく動き、動いているもの全てに関心を払えない。 関心を払う機会は無意識のタイミングを誘うオシレーターによる事となる。 偶々、全てを消し去る程の強力な信号が無意識のタイミングを誘うかもしれない。 他人を思いやる余裕 何事が起きていても、共感現象が伴わ…
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第三章 ミラーニューロン

我々はかすかな感情に揺れた表情を見ただけで、自分も同体験したかのように振舞う。 これは偏桃体がその表情に反応し、脳はまるで同体験した如く振舞い、恐怖・悲しみ・不安・喜び夫々に相応しい身体反応を示すと共にそれに伴う想いも伝わる。 これは恰も人から人へ、人格の壁を乗越え感情と想いが伝染していく回路ができたようだ。 意識的には認識してい…
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第二章 ラポールの秘訣

ラポールとは、円滑にコミュニケーションができる土台となる健全な人間関係のこと。 具体的には好意がある・信用している・誠意がある・敬意をもっている・素直に話できるという動作となって現れる。 二人の人間が親密な信頼関係、つまりラポールにある時に見られる生理的要素の相互作用のパターンは「共感対数」によって数式に単純化できる事が実験で証明さ…
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第一章 感情のプラス・マイナス

ここでは一方通行から受けた被害から始まる。 社会では夫々が自身の思惑で生き、他者に自己主張を浴びせる。 その自己主張は感情や態度を伴っている。 不快な感情を浴びせられると、受けた側でも同じように不快な感情の回路のスイッチが入る。 嬉しさが伝わると逆のスイッチが入り幸福感に包まれる。 自分が他人の感情をプラスにもマイナスにもでき…
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新しく分ってきたこと

これから暫く「六十路独り言」さんに教えて頂いたダニエル・ゴールマンの記した「生き方の知能指数」について書いていきたい。 先ずはプロローグから 敵愾心旺盛なものに対して、敵愾心を払いのけるという共感を勝ち得た米軍指揮官の具体的命令でこの論述は始まった。 行為が敵愾心に富む者に対してでさえ影響しあうという強烈なメッセージでもある。 …
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