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この講演で「こころの理論」という概念を教わった。 心の理論とは他者の信念や考えを認知する能力を支える論理的根拠の事で、一般の健常者は4才頃に出来上がると言われている。自閉症スペクトラムにある子供達では言語発達年齢が9〜10才において、他者の信念や考えを認知する課題を通過する。しかし、その通過に至る過程は一般の戦略では無いやり方で通過している可能性もあると。 このこころの理論という考え方は心理学の方面から発達障害を説明しようと試みたものだ。 幼少時に発達障害者を特定する技法としてサリーとアン課題が有名なので紹介する。 1.サリーとアンが、部屋で一緒に遊んでいました。 2.サリーはボールを、かごの中に入れて部屋を出て行きました。 3.サリーがいない間に、アンがボールを別の箱の中に移しました。 4.サリーが部屋に戻ってきました。 5.「サリーはボールを取り出そうと、最初にどこを探すでしょう?」と被験者に質問する。 正解は「かごの中」だが、心の理論の発達が遅れている場合は、「箱」と答えるという試験法だ。 サリーの知らない内にアンによって移動したボールの行方をサリーは知らないという事をこころの理論が成長して初めて理解でき、それが健常者では4才という事だ。 Wikipediaによると、こころの理論の神経基盤として上側頭溝(STS)、下外側前頭前野および前部帯状回/内側前頭前野を挙げているが、そこで働いているのは小脳から呼出された回路コピーの復元を行う働きに過ぎない。 発達障害者の場合、その小脳に格納されているはずの回路コピーすら無い訳で、様々な試行錯誤の上サリーやアンのこころに起きている状況を割出す回路は言語発達年齢が9〜10才位まで掛けて作られると考えられる。 こう考えると発達障害児に人為の訓練法は無意味であると断ぜざるを得ない。 この回路を作るのに拘ったのは、意思疎通が出来ないという厳粛な事実のみだ。 下手な訓練は障害児の脳に塵を撒き散らしているのみかも知れない。 |
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広汎性発達障害(自閉症・アスペルガー症候群)
日曜日にこれに対する理解と支援という講演会が誘ってくれる人が居たので行った。 ...続きを見る |
よく考えよう 2008/04/03 09:49 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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トラックバックありがとうございますm(__)m |
SORA 2008/04/03 16:55 |
「限界は自分でしか作れない」という言葉を耳にしたことがあります。いくつになっても夢は持ち続けて生きたいものですね。 |
せおり 2008/04/03 20:00 |
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