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zoom RSS 自閉症者に対するTEACCHプログラムを考える

<<   作成日時 : 2008/05/02 06:46   >>

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講演ではTEACCHプログラムが環境整備を主とするが、現在日本で賛否の嵐との紹介で些か奇異に感じる。田中先生は評価されていないのかも知れない。


さて、TEACCHはTreatment and Education of Autistic and related Communication handicapped Children の頭文字をとった略語で、「自閉症および関連領域のコミュニケーションに障害をもつ子供たちの治療と教育」という意味だ。

アメリカのノースカロライナ州で、ショプラー教授らによって研究・開発され、1972年に全州規模で実施されることになり、同州の自閉症児・者に対する療育・支援の公式プログラムに指定された。そのプログラムは児童に対する療育だけにとどまらず、自閉症児・者の生涯にわたって支援する総合的・包括的なプログラムとして発展してきた。「人権」を尊重する理念を大切にしていて、特に、自閉症の障害特性に配慮した環境づくりにおいて優れた成果を上げている。

TEACCHは主に子供だろうが被教育者の観察を通じ特性理解からの開始に大きな特徴を持つ。
そしてそれは個別の教育プログラムを作成するために正確に評価する。
その評価に基き認知理論と行動理論を重視して現在のスキルを強調するとともに弱点を認めた上で構造化された教育を行う。

そのノースカロライナ州における教育の特徴は子供に新たなスキルと教える事と、子供の弱点を補うように環境を変える事で子供の適応能力を向上させると共に生涯に亘るコミュニティに基盤をおいた援助にあり、大いに効果が期待できそうだ。

賛否の嵐が起きる原因はメソッドだけ導入して、生涯をサポートするコミュニティ構築に至っていない、若しくはメソッドの理解が表面的なのかも知れない。


TEACCHが最大に評価できる点は受益者の肯定を基にしている所にある。

課題は弱点補強に止まっている所にあるようだ。

しかし、TEACCHの持つその柔軟性に期待したく考える。


その柔軟性も含めるとこのメソッドは大きく評価し、今後の支援を考える土台となり得る。

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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
おはようございます、Hbarさん。
小学時ADHDと診断され今ではアスペ傾向と思われる息子のいる母です。
息子の診断時からの勉強で知識が増えるに従いワタシ自身もアスペ領域と判明しています。

ざっとブログを拝見したようすでは
最近診断され、ただ今勉強中と推察いたしました。
申し訳ありませんが、このような初学の時点で自閉圏のお子さんを育てていらっしゃるお母さま方のブログへの意見書き込みはお止めいただけませんでしょうか?
多くのお母さま方はお子さんの特性についてかなり勉強なさっています。
中途半端なご感想は療育への気持ちを邪魔するのみで、今の時点では助けにはなり得ないと見受けられます。

ご自身の理論確立、及び自閉への研究に邁進なさることを優先なさっては?
あなたの持論が有用なものでしたら
自ずとこのブログへの反響も出てくると思います。
それまで勉強なさったことや思い至ったことを「ご自分の」ブログに書き込んでいかれる事をお勧めします。
ゆうの母
2008/05/03 10:50
ゆうの母さんお早う御座います。
お勧め有難う御座います。
初学者ではありますが、自身の60年近い人生の歩みを振返り、その自閉症者の連続した心の歩を知っているものでもあります。知っていてもそれを私小説かのように他人様に明かせる道理もありませんが。只、歩を知っている者として適切にアドバイスしている積りではあります。
正直言って、幾ら勉強なされていても現在の常識では発達障害者の助けにならないように思いますので、下手なアドバイスは無用と専門家に言いたくて記事を書連ねています。
自身の通ってきた道から導き出されるものこそ発達障害児に助けになろうと考えております。
初学者と言うのは学んで仕方がない用語を知っていないという意味です。発達障害児がよりよく生きていく為にはその心を知る事が大切で、本人が自身の心を分析するに勝るものは無いのではないでしょうか。
hbar
2008/05/03 11:20
Hbarさん、私のブログにコメントをして頂きありがとうございます。
栄養とかでは直らないとの事ですが、
私が今まで調べた中では、症状の改善は出来ると考えています。
先天的な脳の機能障害を
起こしている部分や、息子は4才なので、
4才までに作られる機能は直らないと思いますが、
これから発達する部分の障害を減らしたり、
脳自体の働きが悪いところを補強することで
症状は改善されると考えています。
その為に栄養が必要になったりする場合があると考えています。
エフパパ
2008/05/03 17:52
ブログを少し見させて頂きました。
自閉症に関してとても勉強されていて
世界観や社会性が必要な事が良く伝わってきました。
仏教を学ぶ事によって今までやってこれられた等の
エピソードは親として
息子への教育方針を考える上でとても勉強になりました。
また、自身の経験の上でのお考えなので
とても説得力があり、重要だと思いました。
ただ、Hbarさんのように高機能自閉症や、ある程度
会話ができる状態の自閉症児にはとても重要かもしれませんが、息子のようにまだコミュニケーションが取れない
状態の子には、まずコミュニケーションが取れるように
する事が重要というか、それに必死です。
私は全くコミュニケーションがとれない大人の当事者を見たので、
息子をそうはさせたくない思いがあります。
これからも、このブログで勉強させて頂きますので宜しくお願いします。
私のサイトはこちらです。
http://blog.livedoor.jp/ohayooohayooohayoo/
エフパパ
2008/05/03 17:54
エフパパさんようこそ。
自閉症は半ば先天性障害です。
ここで半ばと書いたのは妊娠中に発生する障害だからです。無論、先天性の可能性も否定できません。ADHD等は誕生後もなる可能性もあるのですが、全てその障害者は一生懸命に生き、自身で最善を尽くしています。
親の出来る事は縁を与える事のみであり、教える事は出来るものでは無いとご承知置き下さい。縁を与える程難しいものは無いでしょう。
別にコミュニケーション能力は自身で獲得出来ます。お逢いになった出来ない方は寧ろその親が出来ない事を無理やり押付けたせいかも知れません。
酷ですが、自身で出来る事を努力されるのが最善でしょうし、その背中を見て自身で努力して生きる力を獲得する能力を持っています。
大変でしょうが頑張って下さい。
hbar
2008/05/03 19:49

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