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講演では隣接現実としての個別的認識と主現実である普遍的認識の紹介があった。 個別的認識は以下の3点からなる。 ○ その子にしか通用しない、存在しない独自な世界との繋がりが齎す認識。 ○ 空想や非現実的でなくその子にとっては紛れも無い現実。これは、関係性の中で発達的に薄まり、主現実の方が強くなる(生来性から、学習へ。共感の芽生え。)。 ○ 移行期には、移行対象(ぬいぐるみ、毛布、布切れ等)が認められる事もある。 普遍的認識には以下の2点からなる。 ○ 時代、心理、社会的価値観から生れた「現実」の共有 ○ 周囲の関係性の中で「識る」「学ぶ」。 マーラーらによる乳幼児期の分離・固体化過程を経て、個別的認識に移り成長を経て普遍的認識へと成長し最終的に超自我を手に入れる事になる。 自閉症児は発達が遅い為、健常児と比べると余りにも乳幼児期及び個別認識の時期が続く。 それらが彼等を取り囲む大人達は理解し温かく見守らねばならない。 子供達は彼等に与えられた資源をフル活用して遅ればせ乍、自身の超自我を手にすべく1歩いっぽ歩んでいて、その歩む効率性は人知の及ぶ所では無いと知って欲しい。 故に、1つひとつあげつらって「ああしろ、こうしろ」と命じるのは愚の骨頂なのだ。 世間的常識は大人の方が良く知ってはいるが、その学び方は本人に任せる他無い訳だ。 発達段階において差掛る個別的認識を夫々論じよう。 第1の認識は避けて通れない。 というのは夫々を取巻く環境は1人ひとり異なっていて、自身というよりその遺伝子存続の為に、その悉くに恐怖を抱くように遺伝子を持つ生物はできている。 詰り、初体験のものには恐怖を抱くように出来ている訳だ。 だから絵カード等でそのやり方を前もって教えておくと恐怖心が無く、パニックも起さない。 幼児は見るもの聞くもの悉く初体験であって、恐怖に包まれていると言えよう。 そこで絵カードで示したものは怖くないという回路を作っているから勇気を持って貰える。 恐怖に囲まれた現実に身を晒している訳だから、その子にとって1人ひとり空想や非現実的でなくその子にとっては紛れも無い現実だ。 経験や教育によってその恐怖に包まれた世界から安心のできる主現実へ移行する訳だ。 健常児だと、僅かな経験や学習で小脳の助けを借りて苦も無く乗越えられるが、自閉症児は先程の絵カードではないが、恐怖から逃れる為の回路作りが必要になる。 しかし、時間は掛るが必要な回路を作ってやれば遅滞ぎみながら発達は続けていく。 そして、教育手法を間違えなければ大人として普通の生活が送れるようにもなる。 そこまで回路熟成が進めば、副産物として法則化エンジンも手に入れられる訳だ。 |
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広汎性発達障害(自閉症・アスペルガー症候群)
日曜日にこれに対する理解と支援という講演会が誘ってくれる人が居たので行った。 ...続きを見る |
よく考えよう 2008/05/16 14:51 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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今回の記事はとても共感しました。 |
卵畑 2008/05/17 01:03 |
球助君は絵カードを見て、例えば遠足における様々な予測される出来事を理解するという回路が作られているのでしょうね。 |
hbar 2008/05/17 05:44 |
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