|
ここでは親の気質を変える為の学びについて言及しました。 自閉症児の本質は脳の障害によって様々な記憶が出来ないと言うのみです。 その記憶は何回も繰返して覚える長期増幅回路による記憶によってのみ補完されます。 詰り、足りないものを補えば解決するはずなんですが、人智にはとても及びも尽きないと結論付けられます。 自閉症児は環境から日々学んでいます。 歪んだ環境に適応する為に健常人から見るととんでもない俺ルールが顕れると考えれば合点がいくのではないでしょうか。 保護者の役割は子供に対する環境が正常であるか疑い、もし正常でなければ正常であるように正して上げる事でしょう。 それを判断する為の目を養う為に学ばねばならないと言う事です。 脳は社会脳を形成し、様々な人々と協力しながら生活するように出来ています。 それを現代社会では「隣の人は何する人ぞ」と社会を否定し、1人でインターネット配信されてきた画像を見て満足している人を多く作り、仕事は分業化してマニュアルが重視される一方で専門性の高さを要求されます。 こういう社会のあり方が自閉症の発達に大きな影響を与え、それに大人が自己満足の為に療育と称して断片を詰込む結果が現代社会に適応できない自閉症者を生んでいると言えましょう。 室町時代から江戸中期まで社会の中核を為していた惣村は自給自足社会でした。 その中でお互いに夫々の役割を担い、独立地域として成立っていました。 狭い範囲での婚姻ですから近親結婚は数知れず居たに違いありません。 当然、自閉者は多く居たはずですが「運・鈍・根」を成功の必須要件と上げたように自閉者が鈍くさく、それでも諦めない根気強さを持つ故に何等かの運を掴めば成功者となれたようです。 そうして、日本は奈良時代から江戸時代までは、特に幕末は全国で4万件もの寺子屋があったと言われていて、その教師である僧侶の教えは草の根まで浸透していたと考えられます。 仏教では人を救おうと願う者を菩薩と言い、その力を持てば仏と言います。 雅に共生社会を作ろうとしている人々が多く居て、その裾野にはその共生社会を肯定する大きな基盤があったと考えられます。 士族は四書五経で成人の道を学び、それらは合い助けて共生社会を作っていたと考えます。 筆者が仏教哲学を敢えて強調するのはそういう所以があるからです。 社会基盤が育つまで保護者は我が子を取巻く環境を整える事が責務です。 そうして初めて、ゆっくりとでも適応力のある子が育つのではないでしょうか。 |
| << 前記事(2008/08/17) | トップへ | 後記事(2008/08/19)>> |
| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
|---|---|
障害児を持った保護者は何をしなければならないか
今日からいよいよ第2部に入り、障害者を持つ事になった保護者の問題を考察していきたい。 何の障害でもそうだが、お腹に赤ちゃんが居る時は「どんな子なんだろう」と希望に胸を膨らませている。 しかし、生れ落ちた時に盲や聾になった子供であった時に愕然とする。 「何で私だけが」という気持に苛まれるのは当然であろう。 大多数の赤ちゃんは健康で生れ、赤ちゃんが居る事で大変ではあるが笑いや喜びに包まれた家庭生活が約束される。 そうして、思いも掛けない様々なトラブルも起すが順調に育ち、やがて親離れを... ...続きを見る |
よく考えよう 2008/08/18 11:01 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
|---|---|
このまとめにあるような根本的な教育が、今の受験至上主義の教育の中では、忘れられているように感じています。 |
楽夢大喜(kitasun) 2008/08/18 19:38 |
楽夢大喜さんようこそ。 |
Hbar 2008/08/18 19:54 |
| << 前記事(2008/08/17) | トップへ | 後記事(2008/08/19)>> |