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zoom RSS 憲法第9条と世界貢献との折合について

<<   作成日時 : 2009/03/13 11:01   >>

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憲法第9条は言うまでも無く戦勝国米国が敗戦国日本に課した壮大な実験であった。

戦争放棄と言う人類史上かつて経験の無い義務を日本国民に課した訳だ。
米国にとって日本はかつてのポエニ戦争で戦ったローマに対するカルタゴのような存在なのだろう。
明治維新前は僅かな軍艦で脅せた日本が日露戦争にも勝利し、パールハーバーにまで攻め入ってきた。
故に日本国民に戦争放棄を課したのだろう。

あのローマとカルタゴは第1次ポエニ戦争で辛くもカルタゴにローマが勝利し、多くの賠償金をせしめている。
そうして、艱難辛苦の100年を過した後に再び英雄ハンニバルを擁してローマに挑んだ。
結果的にローマは勝ち、カルタゴと言う都市国家そのものを無くしてしまった。

それを思えば、日本はこの戦争放棄に対して謙虚に真の国是とすべく国民の魂に刻まねばならない。
戦争をして誰が勝とうが負けようが、焦土と化し飢えと貧困が残るものを忌避しなければならない。
結果的に憲法第9条は日本の誇りでもある。

その証拠に日米線維摩擦が起きて、日本が譲歩して決着を付けるも、造船・鉄鋼・自動車と次々に優位に立つ姿は米国にとって日本はローマに対するカルタゴのような想いを抱くのではなかろうか。
それ程に、この人類史上初めての戦争放棄と言う試みは成功したと言えよう。
しかし、世界情勢は甘くは無い。

それはソマリア沖の海賊に代表される輸送ルートの安全保障だ。
日本には日本がリードする手法を考えねばならないのだが、直接武力にしかいかない思考回路の貧しさに腹立たしい。
金賢姫元死刑囚が言った「プライド」と言う言葉が印象的だ。

北朝鮮のように弱ければ弱いほどに軍事力を強化してそれに頼った外交を試みる。
北朝鮮を軍事に駆り立てているエネルギーは貧困に他ならない。
かつて日本でも明治に3国干渉に逢い、憎っくきロシアと臥薪嘗胆したではないか。

まあ時代が良かったと言わねばならない。
小説「坂の上の雲」で紹介された日清日露戦争における背景が現在とは全く異なる。
全てにおいて、何をしてもコストの掛った時代だった。

あの黒船来航が日本を嵐に巻込んだが、ペリーはそれをするのにどれだけのコストを掛けたのか、今思うと気が遠くなる。
現在は何を行ってもコストは非常に安く済む。
しかし、北朝鮮がミサイル発射準備をするのに上空から刻1刻その場の写真が送込まれている。
液体燃料を運び込んだから云々と言う報道が茶の間を賑わわすのが今日の状態だ。

しかし、紛争の火種は貧困に他ならない。
アフガンのアルカイーダやパレスチナのハマスにせよ、そのエネルギー源は日本が臥薪嘗胆と言ったが如く貧困そのものに違いない。
日本における真の国際貢献は貧困撲滅に積極的に関与する事に他ならない。

中国やインドのような新興国は富裕層は居る。
金儲けの為に富裕層のみ追いかけるのではなく、横道にはいった所にあるスラムの緩和に力を入れねばならない。
それが真の国際貢献であり、国家を挙げて取組むべき課題なのだが、党派論理のみ横行する政治空白は如何ともし難い。

それと、真の国家プロジェクトを為さんとするのに国民のシンを得ず、捩れ国会のせいにする政権では問題にならない。

憲法は9条よりも国会や選挙制度が問題である事を認識しよう。

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