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zoom RSS 青森母子殺害事件は教育改革が待った無しと知らされる

<<   作成日時 : 2009/03/27 10:53   >>

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今日19才の少年に対して判決が言い渡される青森母子殺害事件公判における少年が示した心の成長は現在の教育制度が何を誤っているのか大きく示唆しているように感じる。
この少年が公判と向き合って初めて得た自己への対決が生々しい。
18才まで受けた教育制度の欠陥が改めて浮き彫りになったと言えるのではなかろうか。

何が言いたいかといえば、自己との対決と言う精神形成作用は反抗期を代表して行われる。
第一次反抗期、第2次反抗期において、夫々自己と他者の認識、そうして自立心の形成が普通行われる。
通常であれば、18才は他者を自己と対等なパートナーとして認識する。

殺さなければならない存在と言う対象は自己防衛において初めて成立つ。
母親及び弟や妹を自身の存在を脅かす存在と感じたに違いない。
それは、他者と自己の区別が付いていないと言う状況において初めて成立つ。

全く調べてはいないのだが、この少年は自閉症者ではないのだろうか。
もしそうであるとするなれば、9才位の子供の感覚としてこの殺人事件は起されたに違いない。
そうでなくとも、少なくとも自己と他者の別が不可能な精神状態にあった事は間違い無い。

6回に及ぶ公判で明らかに心の成長が見られたと言う。
これは裁きを受ける手続の中で始めて自己と向き合った証だ。
自己と向合った時、人間は前頭前野が駆動する。

詰り、自身にとって本当の意味で損得が掛った時、それに対して自身が自身をどう制御するかの必要に迫られるからだ。
それまで、少年はそう言う機会に巡り合って無かったに違いない。
これは現在の教育制度が持つ最大の欠陥だ。

「いのち」と言う抽象的なものを大切と言う抽象表現で子供に教える。
この抽象表現が自身に飛び込んで来るのは形而上学を学んでこそなのかも知れない。
それとも宗教において「死」と向き合ってこそだ。

理解の出来ない理解を強いるものが現在の「学校学習指導要領」という事だ。
理想的な言葉ばかり並べている。
現場の先生方は理解できない概念を教える為に悪戦苦闘している。

文科省の官僚や教育界のリーダー達はこの点をどう考えているのだろう。
教育界における哲学の欠如という他無い。
それこそが文科省の官僚や教育界のリーダー達ご自身がその時代における学校学習指導要領で教育を受けているからその非整合性に気づきもしない。

現在における政局の混迷もこの教育における負の連鎖によるものだ。


少年の起した殺人事件でこそ、この姿が浮き彫りになっている。


麻生総理の姿もご自身を分らない点ではこの少年と変らないと嘆く他無い日本国民としての不幸を思う。


教育改革は待った無しだ。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
この記事の内容には関係ないですが
現在、日本の子供たちの学力も、かってのレベルとかではなくなって低くなっているとか・・
そういう点からも改革は必要なんでしょうが
国政を司る方々自体がお粗末な方ばかりで
教育改革どころでない現状なのが、残念でもありますよね・・・
教育問題どころではないみたいで・・
風子
2009/03/27 13:48
風子ちゃんようこそ。
教育こそ国家の要です。それをそれ所と言い切るのは如何かな。麻生総理があれしか出来ないのも元を辿ればそういう人格にしか育てられなかったからなんだ。これ程、日本の教育行政は腐っている。
Hbar
2009/03/27 20:54
残忍な事件でしたね。。。
私は人格障害者なのでは?と思っていました。

少なくともこの犯人は 誰からも深い愛情を
受けていなかったのかもしれません。
親からも教育者からも。
くすのき
2009/04/01 16:14
くすのきさんようこそ。
「いのち」と言う抽象名詞を高らかに謳い上げる教育界ですが、言葉あって魂入らずの状態です。幾ら「命を大切に。命は掛替えが無い。」と聞かされて、何が心に響いているのかと不安です。そういう想いを知らない教育界の指導者が多いのでしょうね。
Hbar
2009/04/01 17:20

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