よく考えよう

アクセスカウンタ

zoom RSS 虎の尾を踏んでしまったイラン

<<   作成日時 : 2009/06/25 07:59   >>

ナイス ブログ気持玉 3 / トラックバック 1 / コメント 0

イランは国名を真のアーリアとする程誇りの高い国だ。
そこで30年前にイラン革命が起こり、ホメイニ師を最高指導者とするイスラム理想国家の建設が始まった。
その後を引継いだハメネイは2代目として踏むべくして虎の尾を踏んだ結果が今回の大統領選挙を引金にして引起された大量殺戮事件に他ならない。

ハネメイ師にとってのその虎の尾と言うのはイスラムへの執着と言う事だ。詰り、改革派の台頭を許せば自身の支配するイスラム体制が崩壊すると考えたのであろう。その考えはその信仰に対するハメネイ自身の力が弱いと言う証に他ならない。しかし、イスラーム聖職者86名で構成される専門家会議も自身の選任したハメネイに対してその信仰態度への問題提起は為されていない。

元々、イラン革命自体が旧サラセン帝国を模範としたのであろうから、軍備拡大と革命の輸出に力を入れた。それに対して現在世界で覇権を握る米欧先進国から異を唱えていたのは言うまでも無い。イスラム法による国家運営そのものは人類全てが理想とする所へ国民を誘うものではある。その証拠に識字率の向上並びに女性の高学歴化と社会進出と言う成果を挙げている。イスラム法による支配と言うのは一種の理想でもあり、これに我国が奉じる戦争放棄が加われば言う事はないのだか、その外交戦略は帝国主義と些かも変わるものではなかった。

この原因となるものはイスラム教への執着であるのだが、この執着なくして信仰を可能にするのは心の清浄以外にはあり得ない。この心を清浄に保てないと言うのが虎の本体であり、今回大統領選挙開票に対して国民から疑念を抱かせた事が尻尾を踏んだと言う事実だ。

釈迦は苦しみの根幹は執着にあり、人の心の推移は物事の認識から始まって、それが心の中でどんどん膨らみ、その存在が執着に至った時に心がそれに占拠され身動きが取れない状況を生んでしまいそれが苦となると説く。雅に、行・政のあり方そのものであり、それら全ては守りに入っている。それが選挙地盤となる政治献金であったり、省益という訳の分らない怪物に振り回されている実態がある。

米国のマネー一本槍の手法もこの虎の尾の為に経済崩壊の危機に瀕している。

その虎の尾は我々庶民の心の中にも存在し、少しでも自己の利益になりそうなものは手放さないのが性とでも言うものだろう。この虎の尾を踏まない人生こそ理想であり、「思うが侭に生きるぞ善し」が実現されると考える。

この虎の尾をハメネイが認識しなかったが為にこのインターネット社会をイスラムに取入れる事ができなかったと言えよう。


理想を掲げるイスラム法はどちらへ舵を切るか見物である。

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 3
ナイス ナイス
なるほど(納得、参考になった、ヘー)

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
潮目となるか?テヘラン決死の5千人デモ
  ||| 潮目となるか?テヘランモスクデモ |||  英国大使館現地職員8名逮捕、EU・米国の制裁必至、反対派へ有力者の支援  潮目となるか?6.28 モスクデモ:弾圧にめげず結集した群衆が機動隊と衝突 ...続きを見る
米流時評
2009/06/30 16:36

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
虎の尾を踏んでしまったイラン よく考えよう/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる