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zoom RSS 小沢一郎が国民から信託されるのに16年の歳月を要した

<<   作成日時 : 2009/11/04 00:24   >>

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一昨日から3夜連続でNHKスペシャルにおいて小沢一郎が自民党を出て、民主党を政権政党にせしめたドキュメンタリーがあった。改めて見ると事実は小説より奇なりと言うと故NHKアナウンサー高橋圭三が言ったが、その小沢の政治家としての縁に触れての成長には見応えがあった。

40代にして自民党幹事長になり、総理候補を面接した男として名を馳せた小沢一郎が自民党を割って出た時、自信満々であったようだ。その手品は1人で日本新党と言う新党を立ち上げた細川護煕を少数政党八会派の頭に据える事が種であり、細川総理が後1年辛抱してくれればその道筋が立つというものであった。

その時の手法が豪腕・壊し屋小沢一郎のニックネームになったようだ。細川総理の退陣は小沢一郎にとって大きな誤算であったのだろう。例え、竹村官房長官が反旗を翻しても、その政権維持には自信があったようだ。しかし、細川総理は穴を割り退陣し、その後を継いだ羽田総理では八会派の団結は維持できなかった。

その後、自民党を中心とした哲学無き数合わせ政治となってしまい、日本は失われた10年を迎える事となった。羽田内閣が倒れて、小沢一郎は新党を立ち上げては壊しを繰返したが、本人の弁明を聞けば「信念を貫けるならば」と言う想いは一貫していたと言う。時には自民党と連立を組み、最後に反自民と言う事で菅直人率いる民主党に合流した。

小沢の民主党での地盤固めの第一歩は横道元北海道知事や現赤松農水大臣らのグループとの意思疎通から始めたようだ。思想的に民主党最右翼と正反対の勢力とで話合う基盤が構築できなければ最終的に民主党は空中分解すると見た為だ。小沢一郎が正反対の立場に対して話合いの基盤が構築された事が第一歩であった。

民主党内での融合が深まる中で、自民党は小泉政権が立ち、小泉フィーバーとなって衆議院選挙において惨敗してしまった。その折に絶望した菅直人等と異なり、小沢一郎は1人師匠である田中角栄の薫陶を踏襲し、原点に立ち返り地方行脚に精を出し、同盟の地方組織を訪ね歩く事から始めた。

その地道な活動が実り、3年前の参議院選挙で地滑り的勝利を果した。自民公明予党で大きく過半数を割込む現実を作り、安倍・福田・麻生と3代の選挙による信任を得ない総理を抱く自民党の凋落は酷かった。結果として今回の衆議院選挙で民主党が308議席を取り、今回の鳩山内閣が成立した。

小沢一郎は言う「国民は主権者だ。選挙において主権者として意思表明すれば良い」と。そう言う気持になった事で小沢率いる民主党が万年与党であったはずの自民党に勝利したのだろう。この3夜続いたドキュメンタリーを見て、先ずは何事を為しても隗より始めよと言う事に深く自省の念を強くした。

物事を成遂げ得ないのは人事を尽していないからであって、逆境に立った時に如何に隗を自覚するかが大切だ。為せぬ事を嘆いている内は、する気が無い証拠と自らに言い聞かせねばなるまい。先ずは歩める所から歩んで行く事が大切であるし、その歩き方は如何に師匠につくか、そうして学ぶかと言う事に尽きる。

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2009/11/06 00:25
官僚依存と国会改革とおまけで平野
  先日3夜にわたり、NHKスペシャル「証言ドキュメント 永田町・権力の興亡」を放映をしていた。 2夜目に、第1次橋本内閣で野中氏が自自連立を仕掛けた裏側と、が小沢氏自自連立に踏み切った理由を小沢氏も野中氏も語っていた。 小沢氏は、国会改革のため自自連立を飲み 、野中氏は衆議院で過半数に満たない現実を打破をするために、公明党を与党に引き込むため(最後目標)であったとしている。 もっともテレビでは放映をされてはいないが、この頃は野中氏と距離を置いていた 梶山静六氏は野中氏の腹の内を見抜いていた。 ... ...続きを見る
雑感
2009/11/06 00:25

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